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商品説明
〈聖なるもの〉が〈想像力〉におよぼす〈変容〉作用・・・・・・
〈文学と思想とキリスト〉の関係を哲理的かつ根源的に捉え、批評界に独自の地歩を築いた
英語文学、日本文学、フランス文学、そして比較文学、文学理論を中心にした批評家の足跡。【商品解説】
目次
- 第一章 ラフォルグによる詩人の生涯への飛翔
- 第二章 時間と非時間の交錯
- 第三章 『荒地』をどう読むか
- 第四章 ロゴス・言葉・典礼――『聖灰水曜日』
- 第五章 『四つの四重奏』の構造
- 第六章 エロスからアガペーへの変容――『カクテル・パーティ』
- 第七章 T・S・エリオットとキリスト教
- 第八章 エリオットとパウンドとグリーン
- 第九章 ジョイスに対する複合的崇拝
- あとがき
著者紹介
山形 和美
- 略歴
- ▼山形和美略歴▲ 一九三四年生まれ。東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了、同博士課程中退。文学博士(筑波大学)。 筑波大学名誉教授。現在聖学院大学大学院教授(アメリカ・ヨーロッパ文化学研究科)。 主な著書・訳書 『グレアム・グリーンの文学世界』(研究社出版)/『言語空間の崇高性――ロゴスへの意志』(彩流社) 『開かれた言葉――文学空間の亀裂』(同)/『日本文学の形相――ロゴスとポイエマ』(同) 『G・K・チェスタトン』(清水書院)/『聖なるものと想像力』(彩流社、編著) 『差異と同一化――ポストコロニアル文学論』(研究社出版、編著)/ 『メドゥーサからムーサへ――文学世界の布置』(彩流社)/『文学の衰退と再生への道』(彩流社) スーザン・ハンデルマン『誰がモーセを殺したか――現代文学理論におけるラビ的発想の出現』(法政大学出版局)/エドワード・サイード『世界・テクスト・批評家』(同)ポール・ド・マン『ロマン主義のレトリック』(同、共訳)/フランク・カーモード『秘義の発生――物語の解釈をめぐって』(松柏社)/ノースロプ・フライ『力に満ちた言葉』(法政大学出版局)ほか。
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