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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/12/22
- 出版社: 本の泉社
- サイズ:18cm/335p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7807-2227-7
紙の本
山本周五郎心ばえの物語集
著者 山本 周五郎 (著)
暮らしに困り帳場の金に手をつけて入牢した長男の友達・源さんのために一家は人肌脱いで金を貯めるが、その噂を聞きつけた若者が盗みに入ってきて…。「かあちゃん」はじめ、人情とは...
山本周五郎心ばえの物語集
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商品説明
暮らしに困り帳場の金に手をつけて入牢した長男の友達・源さんのために一家は人肌脱いで金を貯めるが、その噂を聞きつけた若者が盗みに入ってきて…。「かあちゃん」はじめ、人情とはひと味違う、心ばえを描いた全7編を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
人は心ばえ―― 相手を思いやり気遣う、ひたすらな心働き。貧乏が邪魔をし、純情が遠回りさせるけど、思いはいつか必ず届く。人情ものとは一味違う「心延え」を主題とした山本周五郎の名作短編をオリジナル編集。「おれの女房」「湯治」「三十ふり袖」「かあちゃん」「釣忍」「水たたき」「ちいさこべ」。心の近づき、寄り添い、延ばしあいを伝える好短編7作を収録。解説として新船海三郎「〈心ばえ〉ということ」を付載。
〜〜〜〜〜
人情ものとは一味違う、ひたすらに相手を思いやり心を延ばす「心ばえ」のある人びとの登場する傑作七編を、オリジナルに編集。
〈収録作品〉おれの女房/湯治/三十ふり袖/かあちゃん/釣忍/水たたき/ちいさこべ
貧乏が邪魔するも、絵師又五郎の元に戻るお石。そこへ又五郎の心が延びる「おれの女房」、心の延ばしようの取り違えをえがく「三十ふり袖」、貧乏によって修復不可能にみえる親子でも相手を思いやる気持ちがあれば心は延びることを教える「かあちゃん」、貧しくなくても親子、兄弟の仲が軋む「釣忍」、器用ゆえに相手の人生を狂わす怖さをえがく「水たたき」、幼なじみの若棟梁の茂次とおりつの心が揺れながら近づく「ちいさこべ」など七編を収録。
※解説◎新船海三郎(文芸評論家):「『心ばえ』ということ」掲載【商品解説】
目次
- おれの女房
- 湯治
- 三十ふり袖
- かあちゃん
- 釣忍
- 水たたき
- ちいさこべ
- 【解説】「心ばえ」ということ(新船海三郎)
収録作品一覧
おれの女房 | 7−51 | |
---|---|---|
湯治 | 53−90 | |
三十ふり袖 | 91−127 |
著者紹介
山本 周五郎
- 略歴
- 〈山本周五郎〉山梨県生まれ。著書に「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」など。
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