「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- みんなの評価
- あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/11/23
- 出版社: ふらんす堂
- サイズ:19cm/166p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7814-1004-3
紙の本
穀象 岩淵喜代子句集
著者 岩淵 喜代子 (著)
【詩歌文学館賞俳句部門(第33回)】帰省して己が手足を弄ぶ 空蟬はすでに化石の途中なる 押さへねばでんぐり返る箱眼鏡 青空の太藺となりて揺れ止まぬ 高枝の暗きところは小鳥...
穀象 岩淵喜代子句集
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
【詩歌文学館賞俳句部門(第33回)】帰省して己が手足を弄ぶ 空蟬はすでに化石の途中なる 押さへねばでんぐり返る箱眼鏡 青空の太藺となりて揺れ止まぬ 高枝の暗きところは小鳥の巣 第6句集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第六句集
穀象に或る日母船のやうな影
米の害虫だという
小さな虫に
穀象と名付けたことこそが
俳味であり、
俳諧です。
それにあやかって
句集名を『穀象』と名付けました。
(著者)
◆自選十二句より
生きてゐるかぎりの手足山椒魚
みしみしと夕顔の花ひらきけり
穀象に或る日母船のやうな影
水母また骨を探してただよへり
夜光虫の水をのばして見せにけり
極楽も地獄も称へ盆踊
菱の実をたぐり寄せれば水も寄る
ゆきずりのえにしがすべて親鸞忌
冬桜ときどき雲の繫がれり
見慣れたる枯野を今日も眺めけり【商品解説】
目次
- 穀象 5
- 水母 25
- 西日 43
- 盆 59
- 半日 77
- 冬桜 93
- 氷柱 113
- 凡人 133
- 巡礼 153
著者紹介
岩淵 喜代子
- 略歴
- 1936年10月23日 東京生れ
1976年 「鹿火屋」入会。原裕に師事
1979年 「貂」創刊に参加。川崎展宏に師事
2000年 同人誌「ににん」創刊代表
2001年句集『螢袋に灯をともす』により第一回俳句四季大賞受賞
句集に『朝の椅子』、『硝子の仲間』、『愛の句恋の句 かたはらに』、『噓のやう影のやう』、『白雁』、現代俳句文庫『岩淵喜代子句集』など
共著に連句集『鼎』、『現代俳句の女性たち』など
『現代俳句一〇〇人二〇句』、『鑑賞 女性俳句の世界』(第二巻・第六巻)に作品を寄稿
エッセイ集に『淡彩望』
評伝『頂上の石鼎』埼玉文芸賞評論部門受賞
評論『二冊の鹿火屋』公益社団法人俳人協会評論賞受賞、「鬣」賞受賞
現在「ににん」代表
日本文藝家協会会員
日本ペンクラブ会員
俳人協会会員
現代俳句協会会員
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む