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革命とパンダ 日本人はなぜ中国のステレオタイプをつくりだすのか
著者 張予思
日中関係がこの上なく悪化している現在、「嫌中」の源流はどこにあったのか?1949年に誕生した新しい共産主義国家に、日本人が最初に出会ったのは、文化大革命だった。当時の全共...
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革命とパンダ 日本人はなぜ中国のステレオタイプをつくりだすのか
商品説明
日中関係がこの上なく悪化している現在、「嫌中」の源流はどこにあったのか?
1949年に誕生した新しい共産主義国家に、日本人が最初に出会ったのは、文化大革命だった。当時の全共闘は、その「革命」に一つの理想郷を見た。その後に訪れたのは、日中国交正常化がもたらした「パンダ」ブーム。自然、平和の象徴としてのイメージが日本人に刷り込まれた。
しかし、革命の中国も、パンダの中国も、「虚像」にすぎない。今日に至るまで、なぜ日本人は中国をステレオタイプとしてしか見られないのか。
開沼博氏、絶賛!巻末に吉見俊哉氏の解説付き。
目次
- 序章 嫌中の源流を辿るために
- 第1章 「革命の国」・中国──1960年代
- 第2章 「パンダの国」・中国──1970年代
- 第3章 「革命」と「パンダ」──中国イメージ構築のパラダイム
- 終章 中国イメージの今日──ユートピアの消失と新たなステレオタイプ
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