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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.8 4件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2022/02/15
  • 出版社: 時事通信出版局
  • サイズ:19cm/167p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-7887-1805-0

紙の本

「使い捨てられる教師たち」の知られざる実態 非正規教員の研究

著者 佐藤 明彦 (著)

非正規教員が今、増え続けている。仕事も能力も正規教員と変わらないのに「使い捨て」、10年前を境に人数や割合の詳細も「ブラックボックス」…。教師という職業に何が起きているの...

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「使い捨てられる教師たち」の知られざる実態 非正規教員の研究

税込 1,760 16pt

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商品説明

非正規教員が今、増え続けている。仕事も能力も正規教員と変わらないのに「使い捨て」、10年前を境に人数や割合の詳細も「ブラックボックス」…。教師という職業に何が起きているのか、教育ジャーナリストが迫る。【「TRC MARC」の商品解説】

■なぜこんな矛盾がまかり通っているのか―仕事内容も能力も正規教員と変わらないのに、使い捨てられる非正規教員たち

 公立学校には、「正規教員」と「非正規教員」がいる。
 このことは学校関係者なら当たり前に知っているが、一般の人にはあまり知られていない。多くの人たちは学校の先生に対して、フルタイムで働く正規教員のイメージを持っており、単年度の雇用契約で働く非正規教員がいること自体を知らない人は多い。
 「教員の非正規?それって産休の代役で来る先生とか、非常勤で教える先生のことでしょ?」と言う人がいるが、それだけではない。民間企業の契約社員のように1年契約で雇用され、正規教員とほぼ同じように働く非正規教員が、現在の学校にはたくさんいる。小学校では学級担任を務めることもあるし、中学校では部活動顧問を持つこともある。つまり、表向きは正規教員と何ら変わらない。だから、子供たちはもちろん保護者も、その先生が非正規教員だとは知らずにいることが多い。

 そんな非正規教員が今、増え続けている。その数は今や全国で10万人以上に上り、全体に占める割合も2割に迫ろうとしている。特に、過去15年ほどの急激な増加には驚かされる。グラフだけを見れば、10年後には3~4割が非正規となっても不思議ではない。多くの人が憧れを抱き、「専門職」と言われる教師という職業に、一体何が起きているのか。

 最初に断っておくが、筆者は非正規教員の増加が、直接的に教育活動の質的低下を招くとは考えていない。中には、採用試験に合格していない人が教壇に立つこと自体を問題視する人もいるかもしれないが、話はそう単純ではない。非正規教員の中には採用試験に合格していないだけで、能力的には正規教員に何ら劣らない人もたくさんいる。さらに言えば、教師としての使命感が強いがゆえ、試験対策に時間が割けず、合格できない人も少なからずいるのだ。この点は本章の中で詳しく解説するが、現状の採用選考における構造的な課題と言える。

 では、非正規教員の増加の何が問題なのか――指摘できることは多々あるが、最大の問題は、昨今問題となっている「教員不足」の最大要因となっていることだ。ご存じの方も多いと思うが、昨今は小学校を中心に、「担任が見つからない」「専科の先生がいない」などの状況が至る所で起きている。その結果、小学校では教頭や教務主任がピンチヒッター的に担任を務めるような事態も発生している。すべては各自治体が、非正規教員を増やし続けて来たことの顛末である。

 実を言うと、この問題に焦点を当てることには当初、ためらいがあった。教師という職業の負の側面がクローズアップされ、教員志望者の減少に拍車をかけるのではないかと考えていたのだ。だが、現場の事情で都合良く使い回されている非正規教員たちの姿を見て、やはり一石を投じないわけにはいかないと思った。本書を読んでくださった方々には、状況を冷静に受け止めた上で、建設的な解決・改善策を共に考えていただくことを期待したい。【商品解説】

目次

  • はじめに
  • 第1章 非正規教員という「沼」
  • 第2章 公表されていない非正規教員の実数
  • 第3章 非正規教員の増加でもたらされる問題は何か
  • 第4章 なぜ自治体は非正規教員の採用を増やしてきたのか
  • 第5章 改善に向けてどのような政策が必要か
  • おわりに

著者紹介

佐藤 明彦

略歴
〈佐藤明彦〉1972年生まれ。滋賀県出身。東北大学教育学部卒。教育ジャーナリスト。株式会社コンテクスト設立。教員採用試験対策講座「ぷらすわん研修会」事務局長。著書に「職業としての教師」など。

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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.8

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

公立学校で非正規の先生が増えていることのどれほどの人が理解しているのだろうか

2024/02/06 23:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雑多な本読み - この投稿者のレビュー一覧を見る

公立学校で非正規の教員が増えているということは徐々に知られてきたと思う。しかし、自分と関係ないことは興味がわかないものである。まして、学校を卒業してしまうと、教員が正規・非正規ということもどれだけ思いをはせることができるだろうか。本書は、具体的な事例によって、その実態を明らかにしつつ、問題点をとりあげる。しかし、ルポでなく、客観的なデータをあげつつ、なぜ、非正規教員が増えたかを追及している。目次を見ると、
 はじめに
 第1章 非正規教員という「沼」
 第2章 公にされていない非正規教員の実数を探る
 第3章 非正規教員の増加でもたらされる問題は何か
 第4章 なぜ自治体は非正規教員の採用を増やしてきたのか
 第5章 改善に向けてどのような政策が必要か
 おわりにー学校を持続可能なものとするために
 となっている。
 以上のように展開される。保護者の学校に対する要求は昔より増えたという印象がある。その中で、非正規の、1年契約の教員が担任になるケースが出ている。教員が足らないという側面もあるが、正規の教員よりも経験があり能力的に高いと評価される非正規教員もあるという。しかし、児童・生徒に向き合って業務をこなしているいるため、教員の採用試験に合格しないというジレンマも指摘する。民間企業では、この問題を克服するため、非正規の中から、その実績を評価して正規採用する仕組みを持つところがあるが、公立学校では能力実証というペーパー試験重視があるという点を取り上げる。これは学校だけの問題ではないことを明らかにしている。学校での問題とともに、試験制度から教育委員会、地方自治体、国の問題が横たわっている。教員の労働条件や個別の教育問題ではないことを明確にする。国と地方自治体との関係で、小泉政権の時に、三位一体改革が行われた時に、地方自治体に財源を移譲する以上の額の補助金が削減され、義務教育にかかわるところも例外でなかった。財政厳しい地方自治体が人件費の抑制とともに平準化を行っているが、その調整弁として使われていることを指摘している。これらについて、国の公表している資料ではわからないことが多く、その資料収集も出てくる。さらに、改善すべき提案を行っている。教員だけでなく、スクールカウンセラー等も非正規が多いことを取り上げている。学校の事務職員も削減され、非正規で対応していることも指摘したい。公立小中学校を取り上げているが、公立高校はどうだろうかと思う。とにかく、一読してほしい本である。

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紙の本

子供の教育、これで良いのか…そして大人になって教育現場すら非正規って何

2022/05/30 00:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:こゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る

子供の担任の先生が非正規の先生で驚いた。子供に慕われ、教え方も上手で、親身になってくれる良い先生が採用試験に何回も落ちてるって何?(どんな試験してるんだろう?)
という驚きが珍しく無くなった。産休育休病休の先生の代わりの先生ならそういうことはあるだろうけど、ずっと担任してくれる先生が非正規ってとういうこと?
1,子供に慕われ、保護者から見ても立派な教育者に思われる人材が合格しない試験が疑問(合格した先生もいらしたけど、実地勤務が優れていても試験の点数には反映されないし、担任をもちながらの試験勉強大変だったそうです)
2,教育現場が非正規を増やして「ちゃんと勉強した人でも、まともな待遇の仕事にはつけません」というメッセージを出したら子供は勉強する気にならないのでは?
3,最近は教員不足って言うのに正規採用はしないのか?非正規だから不足なのでは?

などなど学校の先生については謎が多いのです。
よくよく気をつけてみると、担任の先生の他にも、音楽の先生、家庭科の先生、事務の先生、公務員の先生、スクールカウンセラーの先生、加配の先生、司書の先生、給食センターの人……みんな非正規。(日によって別の学校勤務だったり、勤務時間が少ないから気づいたのだけで、もっといらっしゃるかも)学校で正職員の人はどれだけいらっしゃるのか。
人をきちんと扱わないいい加減な現場に子供を任せていいのか。非正規の先生達にはお世話になっていて、無くてはならない先生なのに、待遇は一人前では無い(暮らしていけない賃金しか払われていない)というのはどうなのか。「その賃金で構わないという人だけがやっているんだから良いのだ」という意見があるかもしれないけど、現に現場の人手は不足しているというニュースがあいついでいるので、そんな低賃金ではやっていられないのでしょう。

そこでこの本。なぜ正規採用教員が少ないのか?!という最大の謎も明かしてくれています。
さらに、解決法も提案。
そして、「低予算だから仕方ないじゃん!税金は別のところに使いたいし、別に非正規の先生で良いよ」と言う考えがなぜいけないのか、もちゃんと語ってくれています。
みんなで考えていかねばならぬ、日本の将来にとって不可欠の問題のひとつだと思います。

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2023/07/28 14:59

投稿元:ブクログ

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2024/02/08 22:05

投稿元:ブクログ

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