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- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/02/13
- 出版社: 晶文社
- サイズ:20cm/214p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7949-7076-3
読割 50
紙の本
無責任の新体系 きみはウーティスと言わねばならない
著者 荒木 優太 (著)
若者は、自己責任と連帯責任という2つの責任論とどう対峙すべきなのか? 丸山眞男、和辻哲郎らのテクストを読み解きつつ、日本社会における匿名性の可能性と限界を考察する。『晶文...
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無責任の新体系
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商品説明
若者は、自己責任と連帯責任という2つの責任論とどう対峙すべきなのか? 丸山眞男、和辻哲郎らのテクストを読み解きつつ、日本社会における匿名性の可能性と限界を考察する。『晶文社スクラップブック』連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
海外に出かけテロリストの人質になると「自己責任」論が叫ばれる一方、甲子園球児の不祥事が発覚するとそのチームが不出場となるように「連帯責任」の縛りも強い。若者は、社会から同時に押しつけられる「責任論」とどう対峙すべきなのか? 自由に生きる道はあるのだろうか? 丸山眞男、和辻哲郎、高橋哲哉、加藤典洋、ロールズ、アレント、レヴィナスらのテクストを読み解きつつ、日本社会における匿名性の可能性と限界について考察するフリーター系社会超批評。作戦名は「ウーティス(誰でもない)」。【商品解説】
目次
- 序 ウーティスという責任
- 第一章 日本の無責任
- 第二章 間の熟読者たち
- 第三章 ペルソナの逆説
- 第四章 演劇モデルを反駁す
- 第五章 匿名の現代思想
- 第六章 正義と第三者
- 第七章 そしてヴェールへ
- 第八章 楽しいテクスト論
著者紹介
荒木 優太
- 略歴
- 〈荒木優太〉1987年東京生まれ。在野研究者(専門は有島武郎)。明治大学文学部文学科日本文学専攻博士前期課程修了。Web媒体を中心に、日本近代文学関連の批評・研究を発表。
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自己責任論
2022/08/14 07:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近喧しい自己責任論に一石を投じる、という内容ではありません。
そうした自己責任論に違和感を感じながら、この本で論じられるのはアーレントとかレヴィナス、それから加藤ー高橋論争など。それはそれでおもしろいが、自分がこの本を読もうとした関心領域とはずれていた。