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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/05/27
- 出版社: 晶文社
- サイズ:19cm/312p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7949-7177-7
読割 50
紙の本
すべて名もなき未来
著者 樋口恭介 (著)
今、単線的に仮構され選びとられた、唯一無二の確定的な時間構造の間隙にこぼれ落ちた、亡霊のように不可視の領域を漂う、別様のあり方を伴う、無数の失われた未来を求めて…。先鋭的...
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商品説明
今、単線的に仮構され選びとられた、唯一無二の確定的な時間構造の間隙にこぼれ落ちた、亡霊のように不可視の領域を漂う、別様のあり方を伴う、無数の失われた未来を求めて…。先鋭的SF作家・批評家による評論集。【「TRC MARC」の商品解説】
令和。二〇一〇年代の終わり、二〇二〇年代の始まり。インターネット・ミームに覆われ、フィリップ・K・ディックが描いた悪夢にも似た、出来の悪いフィクションのように戯画化された現実を生きるわたしたち。だが、本を読むこと、物語を生きることは、未来を創ることと今も同義である。未来は無数にあり、認識可能な選択肢はつねに複数存在する。だからこそ、わたしたちは書物を読み、物語を生き、未来を創造せねばならない。ディストピア/ポストアポカリプス世代の先鋭的SF作家・批評家が、無数の失われた未来の可能性を探索する評論集。社会もまた夢を見る。【商品解説】
目次
- 序 失われた未来を求めて
- Side A【未来】
- A1・音楽・SF・未来――若林恵『さよなら未来』を読みながら
- A2・ディストピア/ポストアポカリプスの想像力
- A3・生きること、その不可避な売春性に対する抵抗――マーク・フィッシャー『資本主義リアリズム』
- A4・The System of Hyper-Hype Theory-Fictions
- A5・暗号化された世界で私たちにできること――木澤佐登志『ダークウェブ・アンダーグラウンド』
- A6・分岐と再帰――ケヴィン・ケリー『テクニウム』
- A7・断片的な世界で断片的なまま生きること――鈴木健『なめらかな社会とその敵』
著者紹介
樋口恭介
- 略歴
- 〈樋口恭介〉SF作家、会社員。「構造素子」でハヤカワSFコンテスト大賞を受賞してデビュー。
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