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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/07/17
- 出版社: 秀和システム
- サイズ:19cm/247p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7980-6460-4
読割 50
紙の本
即買いされる技術 キャッチコピーはウリが9割
著者 弓削 徹 (著)
ニッチなビジネスを成功させるのは、商品やサービスの尖ったウリを見つけ、言葉にして伝えること。ウリを発見する考え方や発想の枠組みを提示し、お客様を絞り込む方法、ウリをどんな...
即買いされる技術 キャッチコピーはウリが9割
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商品説明
ニッチなビジネスを成功させるのは、商品やサービスの尖ったウリを見つけ、言葉にして伝えること。ウリを発見する考え方や発想の枠組みを提示し、お客様を絞り込む方法、ウリをどんな言葉で発信するかを解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
SONY、サントリー、オリンパス、CASIO、JT…
2200社のマーケティングに携わったコピーライターが明かす
キャッチコピー、じつは「書く技術」は1割だけ
エジソンですらウリ(USP)がわからなかった
自分の会社の商品・サービスのことは、
一番自分がわかってる…そう思っていませんか?
でも、それは大きな間違いです。
かのエジソンが蓄音機を発明した際、彼は、
「これはビジネスメモを音声で録音するもの」
として売れましたが、当初はさっぱり売れませんでした。
それをある人が「これに音楽を録音して売ったら?」と言ったところ、
瞬く間に売れたのです。今から考えると信じられない話ですよね。
このように「ウリ」がずれていると、
歴史的な発明品であっても売れません。
開発者自身がどんなに天才であっても、
「本当のウリ(USP)」を見つけ、伝えるのは難しいのです。
どうして「ウリ」を見つけることは難しいのか
なぜ商品が売れないのか、
それは商品・サービスのUSPが、
お客様とズレているからです。
つまり、お客様に選ばれるウリや強みといった、
魅力の発見ができていないことにあります。
間違ったウリをもとにキャッチコピーを書いても、
あるいはプロのライターに外注しても、
「期待したような反応がない」のは当然です。
伝えるべき「本当のウリ」のポイントは、
知りすぎた自社のことだからこそわかりづらいものです。
「灯台下暗し」や「ウチの子はやっぱりカワイイ」となりがち。
ネット上にあらゆる商品やサービスがあふれる昨今は、
ウリを見つける考え方やノウハウが特に大切なのです。
キャッチコピーというのは、実際には書くことではなく、
「ウリを見つける作業」が仕事の9割を占めているのです。
「キャッチコピーのダンドリ」がゼロからわかる
本書では、ウリの重要性はもちろん、
大手企業もウリをカン違いしている例、
逆にウリを"あえて"ズラして成功した例の紹介や、
自分でも知らないウリを発見するフレームワークと、
それをどの場面でどのように伝えていくかをお教えします。
キャッチコピーをつくるダンドリとして、
ウリを見つける→ターゲットを絞る→アウトプットという順番が、
明瞭にわかる本となっているので、「即買いされる技術」を習得したい方は、
ぜひ本書をご参考にしていただければ幸いです。
【目次】
第1章 お客様が欲しくなる「セツジツ」を探す
第2章 広げるな! ターゲットは絶対に絞ろう
第3章 「商品」ではなく「使い方」を売ろう
第4章 強みを活かす? 弱みも立派な武器になる!
第5章 ウリを拡散するには「このやり方」でいく【商品解説】
目次
- はじめに
- 天才エジソンもウリで困っていた
- 言葉のサイズがビジネスのサイズを決める
- 正しいウリを伝えることはあなたの義務
- 第1章 お客様が欲しくなる「セツジツ」を探す
- ☆「ウリ」とは選ばれる理由のこと
- ウリとは変化し、磨き続けるもの
- ☆企画・開発の本人ほどウリがわからない
著者紹介
弓削 徹
- 略歴
- 〈弓削徹〉コピーライター。製造業のマーケティング・コンサルタント。日本工業大学大学院教授。著書に「短い言葉を武器にする」「顧客は展示会で見つけなさい」など。
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売るための根本を知れる一冊
2021/12/28 13:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:せいぞうくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は言います。多くの企業のメッセージを見て、それは刺さらないでしょう、という場合のいちばんの要因は「伝えるべき、ウリのポイントがわかっていない」こと。
しかも、商品の近くにいるほどウリがわからないという(開発者とか)。
ウチはウェブショップを運営しているが、たしかに一押し商品のウリについても改善ができたし、ショップ自身のウリも考え直す機会をもらったと思う。
事例がふんだんに乗っていて、それだけでも楽しく読める。それに、後半、どんどん面白くなる。この著者の本はハズレが少ない。
さて、ウリを発見するフレームワークをやってみようっと。