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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2015/01/10
- 出版社: 九州大学出版会
- サイズ:22cm/341,24p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7985-0148-2
- 国内送料無料
紙の本
エリザベス朝史劇と国家表象 演劇はイングランドをどう描いたか
著者 佐野 隆弥 (著)
演劇が愛国心を涵養した時代を照らし出す−。シェイクスピアに偏りがちだった歴史劇研究を、エリザベス朝史劇全体の中で眺望し、国家表象を中心的な視座に据えた体系的研究書。【「T...
エリザベス朝史劇と国家表象 演劇はイングランドをどう描いたか
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商品説明
演劇が愛国心を涵養した時代を照らし出す−。シェイクスピアに偏りがちだった歴史劇研究を、エリザベス朝史劇全体の中で眺望し、国家表象を中心的な視座に据えた体系的研究書。【「TRC MARC」の商品解説】
ヘンリー8世からエリザベス1世そしてジェイムズ1世が統治した初期近代は、イングランドが近代的国家体制の構築に向かう時期に当たる。イングランド国教会の設立に代表される政治的・宗教的言説流通の中で、国家意識の急激な高まりは多くの年代記とイングランド史劇を中心とする歴史劇を生み出した。本書は、16世紀初頭から1642年の劇場閉鎖までの時期に創作された50編ばかりの全歴史劇を対象に、個別のイングランド史劇に描き込まれた国家表象(イングランド表象)の有りようを時系列に沿って網羅的に記述した、演劇史研究である。エリザベス朝史劇が初期近代イングランドに固有のテクストであり、その固有性・独自性の一端が各作品に描き込まれた国家表象の検証から解明可能であるとの問題意識のもと、史劇成立の要因における宗教改革をめぐる問題系の重要性を指摘する。本書は、エリザベス朝史劇に関する本邦初の包括的・体系的研究書である。【商品解説】
目次
- 序章
- 第一節 本書の目的と方法
- 第二節 イングランド史劇論批評史
- 第三節 国家表象の視座とその位置づけ
- 第一章 歴史劇の祖型あるいは黎明期の歴史劇
- 第一節 『寛仁』・『騎士アルビオン』・『三階級の諷刺』−モラル・インタールード
- 第二節 『ジョン王』と『国家』−新教・旧教からのプロパガンダ
- 第三節 『ゴーボダック』−初の本格的歴史劇
- 第二章 セネカ流歴史劇と英雄劇的イングランド史劇
- 第一節 セネカ流歴史劇
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