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紙の本
男系・女系からみた皇位継承秘史 (歴史新書)
著者 八幡和郎 (著)
現代の皇位継承候補とされる男系・女系の人々のプロフィールと、皇位継承や皇室のあり方の課題を、古今東西の歴史的な背景から説き起こし、イデオロギーの束縛から解放された客観性の...
男系・女系からみた皇位継承秘史 (歴史新書)
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商品説明
現代の皇位継承候補とされる男系・女系の人々のプロフィールと、皇位継承や皇室のあり方の課題を、古今東西の歴史的な背景から説き起こし、イデオロギーの束縛から解放された客観性の高い情報を提供する。【「TRC MARC」の商品解説】
昨年の今上天皇による生前退位の意志表明、最近の眞子内親王の婚約など、皇室をめぐる話題がさらに目立ってきた。本書の趣旨は、皇位継承や皇室の在り方といった課題を、実際の歴史的な流れ・背景から説き起こし、客観性の高い情報を提供しようというものである。日本の天皇制問題の行方を考える喫緊の課題である、皇位継承・皇統問題に一石を投じる書といえる。【本の内容】
日本の天皇制問題の行方を考える喫緊の課題である皇位継承・皇統問題に、一石を投じる書。【本の内容】
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邦良親王は「生没年不詳」?
2017/07/08 23:06
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「男系男子」カルト信者向けの本だが、後二条天皇の皇子で後醍醐天皇の皇太子だった邦良親王が「(生没年不詳)」はないだろう?後南朝の王子なら話しは分かるが、邦良親王の薨去が持明院統の量仁親王の立太子につながり、元弘の乱へと進むのだから。「南朝最後である後村上天皇」だから、もっともらしく調べているように書いていても地が出て来る。
とにかく変な間違いや本文はつじつまの合わない文章だらけで、著者と編集者はろくな校正をしなかったらしい。それに仮定形で書かれた文章が多過ぎる。皇室についてや日本史の知識がない人のやっつけ仕事だとしても、こうなるのか分からないぐらいだ。
紀宮清子内親王から敬宮殿下まで「九人つづけて女子が生まれ」たのは「こうなったのは、偶然ということもありますが、お妃選びにあって、大正天皇の時などに比べて、お世継ぎを得られる可能性が、高いかどうかを軽視したりした結果ということでもあります」などと書けるものだ。「男系男子」カルトは自称「尊皇家」か何かのようだが、実は共和主義者か共産主義者、もしくはその予備軍なのだろう。そう見えてくる。