「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
マスメディアの中でも、特別の資料的意味を持つ雑誌。1950年に創刊され20年にわたり刊行が続いた東南アジアのイスラム雑誌『カラム』を例に、大小の記事から、時代と社会を理解する情報を引き出すテクニックを考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
時々の社会を映し出すマスメディア。中でも雑誌は特別の資料的意味を持つ。一号あたりの限られた誌面と定期性,なにより,新聞その他と決定的に違うのは,読者対象が明確に定められていることだ。それぞれの分野の「専門家」向けの,いわばローカルで特殊な記事の中に,その時代に普遍的な重大な関心事が織り込まれる。日本ではほとんど知られない「イスラーム専門誌」を題材に,大小の記事から,時代と社会を理解する情報を引き出すテクニックについて考える。【商品解説】
目次
- イスラム教とマスメディア
- 多民族・多宗教の中でのイスラム教−東南アジア
- 活字離れ?
- 「編集された知」
- 新聞・論文と雑誌
- マレー語雑誌と『カラム』
- イスラム雑誌の表紙を読む−メッセージが摑めますか?
- 雑誌『カラム』創刊以前のマレー社会
- 創刊の言葉と雑誌名
- 編集者−エドルスと『カラム』
著者紹介
山本 博之
- 略歴
- 1966年千葉県生まれ。2001年,東京大学大学院総合文化研究科博士課程・地域文化研究専攻単位取得退学。マレーシア・サバ大学専任講師,東京大学大学院総合文化研究科助手,在インドネシア・メダン日本国総領事館委嘱調査員,国立民族学博物館地域研究企画交流センター助教授などを経て,2006年より京都大学地域研究統合情報センター助教授(2008年より准教授)。博士(学術)。専門は東南アジア地域研究。主な研究テーマは,マレーシアの民族性と混血性,災害対応と情報,地域研究方法論,混成アジア映画。
主な著作に『脱植民地化とナショナリズム─ 英領北ボルネオにおける民族形成』(東京大学出版会,2006) ,『復興の文化空間学─ ビッグデータと人道支援の時代』(災害対応の地域研究1,京都大学学術出版会,2014) ,Bangsa and Umma: Development of People-Grouping Concepts in Islamized Southeast Asia (Kyoto University Press,2011,Anthony Milne
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む