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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2021/01/15
- 出版社: 名古屋大学出版会
- サイズ:22cm/465,154p 図版16p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-8158-1007-8
- 国内送料無料
紙の本
転生するイコン ルネサンス末期シエナ絵画と政治・宗教抗争
著者 松原知生 (著)
イタリア戦争と宗教改革にともなう波乱の中、「聖母の都市」を守護する古きイコン=聖画像はいかに動員され、新たな使命を獲得したのか。繊細なシエナ美術に秘められたダイナミズムを...
転生するイコン ルネサンス末期シエナ絵画と政治・宗教抗争
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商品説明
イタリア戦争と宗教改革にともなう波乱の中、「聖母の都市」を守護する古きイコン=聖画像はいかに動員され、新たな使命を獲得したのか。繊細なシエナ美術に秘められたダイナミズムを析出し、イメージ論の新地平を切り拓く。【「TRC MARC」の商品解説】
古今の時間を自在に行き来し、「像」と「アート」の汽水域にたゆたうシエナ派絵画。イタリア戦争と宗教改革にともなう波乱のなか、「聖母の都市」を守護する古きイコン=聖画像はいかに動員され、新たな使命を獲得したのか。繊細なシエナ美術に秘められたダイナミズムを析出し、イメージ論の新地平を切り拓く。【商品解説】
目次
- 序章
- 1 「像」と「アート」の汽水域へ
- 2 交錯する抗争
- 3 イコンの転生とその4つの様態
- 4 本書の構成と方法
- 第Ⅰ部 時を乱すイコン
- 第1章 石の中のイコン
- はじめに
- 1 固定と動員
- 2 両極性の演出
著者紹介
松原知生
- 略歴
- 1971年、岐阜市に生まれる。1994年、京都大学文学部卒業。2002年、京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。2006年、第4回『美術史』論文賞(美術史学会)受賞。シエナ大学考古学・美術史学科客員研究員などを経て、現在、西南学院大学国際文化学部教授、博士(人間・環境学)。著訳書、『物数奇考――骨董と葛藤』(平凡社、2014年)、Senses of Sight: Towards a Multisensorial Approach of the Image. Essays in Honor of Victor I. Stoichita(共著、L'Erma di Bretschneider, 2015)、ストイキツァ『絵画の自意識』(共訳、ありな書房、2001年)、同『ピュグマリオン効果』(訳、ありな書房、2006年)他
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