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商品説明
図書館における「利用のための資料保存」として5つの方策を具体的に説明し、修理の基本的考え方、製本の工夫や紙の性質、修理の道具などを豊富な写真や図版で紹介。資料保存の真の意義も伝える。【「TRC MARC」の商品解説】
日本図書館協会資料保存委員会委員長であり,東京都立中央図書館で長年資料保存の仕事に携わってきた著者は,全国各地で資料保存・修理の研修会講師を務めてきました。本書はそうした研修会で語った内容をまとめた「講義録」です。
「第1講 図書館における資料保存とは」では,利用のための資料保存として5つの方策を具体的に説明し,「第2講 図書館資料の修理とは」では,修理の基本的考え方,製本の工夫や紙の性質,修理の道具などを豊富な写真や図版で紹介しています。素材の性質を熟知した「優しい修理」で資料を長く「利用」できるようにして,未来の利用者に届ける…コンパクトな実践の書でありつつ,資料保存の真の意義を確認できる好著です。【商品解説】
目次
- 第1講 図書館における資料保存とは
- 1.利用のための資料保存,5つの方策
- 2.なぜの残すのか-未来へ資料をつなぐ
- 第2講 図書館資料の修理とは
- 1.修理,その基本的な考え方
- 2.修理のための基本的な知識-健全な修理を実現するために
- 3.製本や紙の工夫・性質を考えての修理
- 4.修理の基本的な知識・技術 優しい修理
- 5.道具とその使い方
- 参考:保存や修理の方法を,詳細に,具体的に知るために
著者紹介
眞野 節雄
- 略歴
- 〈眞野節雄〉東京都立図書館資料保全専門員などを経て、日本図書館協会資料保存委員会委員長。
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