紙の本
凄い・・・
2017/12/30 10:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:600 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマの方を先に見て、実際の話を知りたくて、手に取ってみました。
普通だったら断るか、投げ出すのに、前向きに取り組んで現状を良くしようとするがすごく、本当にあったんだ・・・という感想です。
困難に取り組み人は読んでほしいと思います。
投稿元:
レビューを見る
自分の親が、なんの前触れもなく「余命4日」と宣告されたら、それだけでももの凄いショックを受けるでしょう。
しかもその親は、中小企業の社長で、少なからず社員を抱え、一人で切り盛りしていて後継者については何も決まっていない、としたらパニックになってもおかしくないと思います。
この本はそんなエピソードから始まります。
<目次>
第1章 突然、渡されたバトン
第2章 手探りの会社再生
第3章 私の仕事論
著者の諏訪さんは、東京都大田区にある「ダイヤ精機」の社長です。急死された父親の跡を急遽継ぐことになり、試行錯誤しならが会社を立て直してこらたら方です。
幼少期に亡くなった兄の代りとして「男」として育てられたので、「ひょっとして私が会社を継ぐのかな…」という予感はあったそうですが、大学卒業後は取引先に就職。結婚して専業主婦に。その間、父に請われダイヤ精機に入社するも、経営方針の違いから2度のクビになりました。先代が亡くなられたときは、専業主婦に戻り。旦那様の海外転勤についていく準備をしていました。
つづきは⇒ http://amba.to/1zuq9t9
投稿元:
レビューを見る
創業者の父の急逝で主婦から社長に転じた2代目の奮闘記。大田区の町工場が舞台なだけに、当時住んでいた大田区蒲田の本屋で大々的に平積みになっていた時に買って以来、しばし積読。最近でも日経とかに取り上げられたりしていて。やっと読了。
経営論の話として、また企業継承の問題として、また最近はやりのD&Iの話としても読めますね。
下町ロケットでも話題になりましたが、頑張れ!大田区の町工場!
投稿元:
レビューを見る
創業者の娘だったが専業主婦だった著者が、突然の父の死により会社の経営を任された。会社は技術は超一流だったが、業績は悪化していた。リストラ、さまざまな改革を経て、少しずつ上向きになるがリーマンショックにより、受注が減り資金が底をつく。再びリストラの覚悟を決めるが、円高により受注が伸び立て直すことが出来た。現在は、優良企業として、全国より視察に来るまでに。
そして、それまでの活動を認められ、ウーマン・オブ・ザ・イヤー2013を受賞し、名が広まり講演会などに呼ばれたり、各委員を務めるようになる。
小回りの利くきめ細やかな対応、行動力、勇気、おもいやり。読んでいて、気持ちがいい。
投稿元:
レビューを見る
同世代の女性として尊敬する。
腹くくって経営者として仕事してるのが伝わってくる。
気持ちいい。
一人の女性の生き方の書としてももちろんだけれど、零細企業の経営者にも大変有益な本だと思う。
従来の見て覚えろ的な職人の集団ではなく、ITの導入によるものづくり現場での見える化や、人材教育の在り方など参考になるのではないか。
ダイヤ精機が成功している理由は様々あれど、彼女のように大手企業を経験した人だからこその成功だと思う。
そう言う意味で、会社を継ぐ前の修行って必要なのね。
ま、失敗例も多々あると思うけど。
でもやっぱり諏訪貴子さん、美人!
こんなにきれいで、家庭では妻であり母であり、外では経営者であり。素敵すぎる♪
少しは見習わないとな・・・。
投稿元:
レビューを見る
暇つぶしで読んだのですが、なかなかどうして立派な経営者の本です。これを読んでつくづく思うのが、21世紀は女性経営者の時代だなぁということ。最初はお涙頂戴風ですが。経営者としては、理論的に戦略を立ててやっていらしゃる。息子経営者は浪花節的なしがらみが多くでなかなかできないんです。◯塚家具の親子はこれを読んだらどう思うのだろう、、
投稿元:
レビューを見る
図書館にて。
すごい人生。恐ろしく前向き。
急逝した兄の代わりに生まれ育てられるなんて、ある意味毒親育ちだと思うんだけど、それを感謝に変えて父親の残した町工場を見事に軌道に乗せて大きくする・・・。
きっとお父さんより能力があったのだと思う。
だから女性として生まれ、逆境にも立ち向かって乗り越えたのがよかったのだと思う。
お父さんから順当にあとを次ぐ息子としてじゃなく、お父さんが亡くなったから後を継いだのが良かったんじゃないかな。
余談だけど今話題の大塚家具、お父さんが亡くなっての世代交代ならもめなかったのかもね・・・なんて思ったりした。
逆に言えばそういう点でも女性が上に立つというのは難しいのかも。
ともあれ、この人はすごい。
凄すぎて、遠くの綺麗な星を眺めている気分でした。
投稿元:
レビューを見る
中小企業診断士も顔負けの経営スキルが満載。それでも著者は本を読まないというから驚き。本を読まなくても生来のセンスがあればこれだけの経営だできるということか!? 診断士は必読の本。
投稿元:
レビューを見る
リーマンショック後に仕事が激減、仕事がないならとフットサルのチームを作るその前向きさ。「ケガしたらどうすんですか!」「休んでいいよ、仕事ないし」って、素敵すぎます。
投稿元:
レビューを見る
社長になってからの施策はどれもシンプルだが、それをブレずに信念を持ってやる事が重要だ。不況に陥った時に、無駄に足掻かず、景気が回復するのをジッと待つ。私に出来るだろうか。
投稿元:
レビューを見る
モチベーションアップ!
マネジメントって、技術や経験だけでなく、人間としての器って大事だな、思う。
そして圧倒的な使命感。
・何か意見を述べる時には、「3」という数字を入れることを心掛けると、内容や発言者のことが相手の記憶に残りやすい
P.87
・若手社員も遠慮せずに発言できるよう、部署を超えて同じ年代の社員を集めたクロスファンクショナルチームも立ち上げた
P.92
・社長がどこにいるかは笑い声でわかる
P.98
・ダイヤ精機は図面だけで7000枚。出荷製品数は1万点にも達している。
対応力を高めるために必要なのは、
この多品種少量生産を徹底管理するっことだと考えた。
P.117
・物事には原理に基づいた原則があり、そして基本がある。
基本があるからこそ応用できる。
P.130
・「大丈夫。ケガをしたら休んでいいよ。どうせ仕事はないから」
P.165
投稿元:
レビューを見る
父が創業した町工場、急病死で予定外の継業。生き残りのための3年の改革、リストラ・意識改革・設備更新・顧客対応力のため生産管理システム導入・作業標準化。
女性でもできた、から、女性だからできた、になるといいですね。
投稿元:
レビューを見る
主婦から社長になった2代目の10年戦争 ―
https://eb.store.nikkei.com/asp/ShowItemDetailStart.do?itemId=D2-00P50560B0 ,
http://www.daiyaseiki.co.jp/ ,
http://ameblo.jp/fairladydaiya/
投稿元:
レビューを見る
社内講演会で、他部門の上司のススメで読んだ本。
全くの経営の素人である著者が、悪戦苦闘しつつも常に会社の強みやお客様の求めるものを追求し、人材を育て、社員が働きやすく成果を上げられる環境を整える中で、「町工場としての使命」を肝に銘じ貫いていく経営姿勢に感動した。
幸不幸は考え次第。その言葉がすごく今の自分には響きます。置かれた環境は人を変える。悩むよりも行動に移したいと思う。
投稿元:
レビューを見る
2016/1月
境遇を言い訳にしない
力強さがあり
できる範囲で行動を起こすこと
で自分から現状を変えていく素晴らしさがあると思いました
頭でっかちになっちゃういけないなー