「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/07/18
- 出版社: 日経BP社
- サイズ:19cm/378p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8222-5097-3
読割 50
紙の本
ヴァージン・ウェイ R・ブランソンのリーダーシップを磨く教室
「どんな意見にも黙って耳を傾ける」「メンバー全員で大いに笑う」…。航空業から宇宙旅行まで世界で事業展開するヴァージン・グループの総帥、R・ブランソンが、リスクをチャンスに...
ヴァージン・ウェイ R・ブランソンのリーダーシップを磨く教室
ヴァージン・ウェイ
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
「どんな意見にも黙って耳を傾ける」「メンバー全員で大いに笑う」…。航空業から宇宙旅行まで世界で事業展開するヴァージン・グループの総帥、R・ブランソンが、リスクをチャンスに変えるリーダーシップの極意を明かす。【「TRC MARC」の商品解説】
「あす死ぬと思って生きなさい。ずっと生きると思って学びなさい」
マハトマ・ガンジーは私の永遠のヒーローだが、確か学校の歴史の授業で習った彼のこの言葉がいまだに耳を離れない。
16歳のときに創刊した『スチューデント』という雑誌に始まり、最近では宇宙旅行のヴァージン・ギャラクティック社まで、私はいろいろなベンチャー事業を手がけてきたが、そのなかで常に座右に置いてきた哲学がある。すなわち、「新しいビジネスやプロジェクトに心が躍らず、起業家スピリットや革新マインドが刺激されないとき、クリエイティブな喜びを味わいつつ、それで世界を変えられると感じられないときには、さっさと見切り
をつけ、もっと心躍る別のプロジェクトに目を向ける」。
学校では先生と波長が合わなかった私だが、学校をやめて独立すると、「聴く力」を磨かざるをえなくなった。『スチューデント』誌では「新米記者」の仕事もこなさなければならないから、誰かにインタビューするとき、ほとんど判読不能な文字でメモをとりながら熱心に耳を傾けるしかない。相手がジョン・レノンであれジョン・ル・カレであれ、同時に聴き、書き、次の質問を考える技術を早急にマスターする必要があった。なんだか「皿回し」みたいだ。すべての皿を回しつづけていないと一巻の終わりである。でも腰を据えて耳を傾ける力は、私の人生の救いになった。「聴く」というのは、いまや世の中から消えゆく技能にも思えるが、教師、親、リーダー、起業家にとって最も大切なスキルの一つだと私は思う。いや、血の通う人間ならすべからくそのスキルを必要とするにちがいない。
われわれのグループ各社をめぐって「ヴァージン・ウェイ」という言い方がされるけれども、これは創業1日目からずっと進化してきたものである。ほかの会社からわがグループに転職してきたばかりの人が、(だいたいは非常にインフォーマルな)戦略ないし製品会議に初めて参加し、「なんだかやり方が全然違いますね」と漏らしたとき、ほほ笑みと訳知り顔のウィンクとともに、たいてい次のような答えが返ってくる。
「ええ、そいつがヴァージン・ウェイですよ」
本書を読めばきっとおわかりいただけると思うが、われわれの「ウェイ」すなわち仕事のしかたで大事なのは、黙って聴くこと、それが一つである。何か意見がある人すべての話に熱心に耳を傾ける。「自称専門家」は当てにしない。それから、互いに学び、市場から学び、失敗(まったく新しいことをするためにはつきもの)から学ぶこと。そして、たぶん一番重要なのは、文字どおり楽しむこと。
人になんと言われようがわが道を行く、それも大いに楽しみながら――そんな信念を持つあなたは、すでに正しい方向へ進んでいる。たぶん誰にもその進路は変えられないだろう。もっともっと聴くことだ。話すよりも聴くことだ。情熱を前面に出すことを恐れる必要はない。そして、迷ったときは自身の直感を信じよう。【商品解説】
航空事業、宇宙事業などを世界展開する英ヴァージングループの会長、リチャード・ブランソンがリーダーシップについて書いた初めての著書。社員の心の活力を高め、仕事を「本気で楽しむ」ことができる組織の作り方を、ブランソン自らの成功・失敗体験を通じて余すところなく語り尽くした1冊。【本の内容】
目次
- はじめに
- パート1
- 聴く LISTEN
- 1章 子は親の鏡
- 2章 「聴く」という消えゆく技能
- 3章 鏡よ、鏡
- 4章 KISSの原則に従え
- 5章 布教本部を焼き落とせ
著者紹介
リチャード・ブランソン
- 略歴
- 〈リチャード・ブランソン〉1950年イギリス生まれ。ヴァージン・グループ創業者。世界50カ国以上で事業を展開。冒険家としても知られるほか、エイズ撲滅や地球温暖化防止など社会貢献活動にも力を注ぐ。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む