「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
いわゆる「カルト」と言われる教団に入っていく人に、どう向き合っていくべきか−。自らも入信脱会を経験した著者が、カルトとはそもそも何か、どうして人はカルトに入るのかを考察し、脱会支援に関わる中で考えたことを記す。【「TRC MARC」の商品解説】
「これで、迷わず生きていけると思った」
自らも学生時代に入信脱会を経験し、アレフ(オウム真理教の後継団体)脱会支援に携わる著者は、信者に共通する正しさ依存の心理に注目する。
同時に、決してカルトに限らない問題なのではないかと気づいていく。
人は皆、何らかの正しさを握りしめて生きているのではないだろうか。
カルトに入る人と、入らない人との間に、はたして違いはあるのだろうか。
どうすれば、カルトから脱会できるのだろうか。
入信から脱会までの自身の体験を糧に信者と向き合い、「脱会とは、迷いなが生きる勇気を持つこと」とエールを送る。
[目次より]
はじめに
第一章 私の入信と脱会体験
第二章 なぜ人はカルトに惹かれるのか
第三章 どうしたら脱会できるのか
あとがき
参考文献
カルト問題の相談先【商品解説】
目次
- はじめに
- 第一章 私の入信と脱会体験
- 一九九三年、東京――プロローグ
- 人生の目的――教団との邂逅
- 受験失敗――孤独と喪失
- シーシュポスの神話――人生は無意味なのか
- 救われないぜ――地下鉄サリン事件への衝撃
- 過労死――激しい活動と大学中退
- 絶対無条件服従――考えることの放棄
著者紹介
瓜生 崇
- 略歴
- 〈瓜生崇〉1974年東京都生まれ。電気通信大学中退。真宗大谷派玄照寺住職。大学在学中に浄土真宗親鸞会に入会、後脱会。脱会後はカルトの脱会支援活動に尽力。真宗大谷派青少幼年センタースタッフ。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
ソフトなカルト宗教論です
2020/09/16 08:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者自身、某新宗教に属し、脱退した経験を持たれています。
著者は今はカルト脱会支援に取り組んでいます。その立場から、カルト宗教について論じています。
どうすればカルト宗教に入った人を脱会できるかについて書かれていますが、「強引に脱会させようとするのは避けるべき」など、極めて冷静に説いています。それがまた新鮮に映りました。著者の視点は大いに参考になると思います。