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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/03/08
- 出版社: 北海道大学出版会
- サイズ:26cm/206p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8329-3417-7
- 国内送料無料
紙の本
ボーダーツーリズムの記録1997−2022 斉藤マサヨシ写真紀行 国境に立って,感じて,撮った
著者 斉藤 マサヨシ (著)
日本の最北端の境界地域・稚内を起点に、ユーラシアの陸と海をまわって稚内へと戻る「端っこから始まる旅」をテーマにまとめた写真集。現地を旅した著者が、多様性に満ちた境界地域の...
ボーダーツーリズムの記録1997−2022 斉藤マサヨシ写真紀行 国境に立って,感じて,撮った
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商品説明
日本の最北端の境界地域・稚内を起点に、ユーラシアの陸と海をまわって稚内へと戻る「端っこから始まる旅」をテーマにまとめた写真集。現地を旅した著者が、多様性に満ちた境界地域の魅力を、写真と紀行文で切り撮る。【「TRC MARC」の商品解説】
旅にはストーリーが必要である。そこでこの写真集では,斉藤さんが暮らす稚内,つまり日本の最北端の境界地域を起点に,ユーラシアの陸と海をぐるっと廻り,稚内へと戻るツアーを表現することにした。すなわち,稚内から国境を越えてサハリンへ,サハリンを縦走し,ロシア本土に。そこからユーラシア最北の地域をめぐり,中露国境を越える。中国の境界域をめぐり,南へ。ベトナム,台湾,韓国,パラオから日本の境界域を見る。最後は太平洋からオホーツク海に戻り,千島列島を経て,稚内へ。この旅の醍醐味は,ボーダーのもつグラデーションを存分に味わえることだろう。風景は変わらないのに,暮らす人びとが国境を越えて突然変わる。つまり,同じ自然の中にさまざまな文化が見える。また人は変わらないのに,風景が大きく違う。あるときは青,あるときは赤,そして白や黒。写真でしか表現できないコントラストは,読者をボーダーツーリズムのもつ多様な色彩の世界に導くに違いない。
(「刊行によせて」より/北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授・岩下明裕)
* * *
日本の最北端の境界地域・稚内を起点に,ユーラシアの陸と海をまわって稚内へと戻る「端っこから始まる旅」をテーマにまとめた写真集。現地を旅した著者が自身の目で見て,耳で聞いて,身体で感じた多様性に満ちた境界地域の魅力を,写真と紀行文で切り撮る。【商品解説】
目次
- 刊行によせて──ボーダーツーリズムへの誘い
- ……寄稿:岩下明裕(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授)
- Ⅰ 北海道稚内からサハリンへ向かう(寄稿:岩下明裕)
- 1.稚内からコルサコフ,ユジノサハリンスク,そして北緯50度線
- 2.1945年8月樺太に散った若き女性たちを偲ぶ:真岡,太平
- 3.境界に生きた横綱大鵬
- 4.地の果てサハリン「北知床岬」
- 5.北サハリン「亜港」の今
著者紹介
斉藤 マサヨシ
- 略歴
- 〈斉藤マサヨシ〉北海道稚内市生まれ。東京写真大学短期大学部(現東京工芸大学)卒業。稚内市役所を経て、写真家。写真工房Westenを主宰。国内外各地で写真展を開催。
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