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商品説明
上野動物園元園長が日本人と動物の歴史を、豊富な図版や写真を交えて解説。2では、古来から日本人にとって大事な狩猟獣だったシカなどを取り上げ、日本人と野生動物のつき合いの歴史をたどる。動物園で人気の動物も紹介。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
小宮 輝之
- 略歴
- 〈小宮輝之〉1947年東京生まれ。明治大学農学部卒業。元上野動物園園長。ふくしま海洋科学館理事、山階鳥類研究所評議員。著書に「Zooっとたのしー!動物園」「くらべてわかる哺乳類」など。
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紙の本
名画も多く楽しめる。
2018/02/11 11:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本人の生活の近くにいる生き物たちを歴史とともに紹介するシリーズ。
大判の絵本のような装丁で、動物の写真だけでなく有名な名画なども紹介している、という面白い組み合わせである。
本巻は「野生動物」であるが「イノシシ」の語源が「ウィーとなくしし=肉}というのには「へえ」と勉強させてもらった。たしかに「しし」は「肉」という用い方もある。他にもいろいろな語源を教えてもらえそうだ。
著者の長年の動物園での経験からの話も面白かった。在来種であるノウサギの皮は簡単につかむとはがれてくるというのは、カイウサギしか知らなければ驚くところだろう。この「皮がすぐはがれる」が「因幡の白兎」とつながっていく。
名画の正確さに感心したり、逆に思い違いに驚いたりというおもしろさもあった。
いろいろな形で動物への関心を広げてくれる本だった。