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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2015/10/03
- 出版社: 武蔵野美術大学出版局
- サイズ:19cm/301p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-86463-034-4
紙の本
日本画と材料 近代に創られた伝統
著者 荒井 経 (著)
日本画は材料や技法によって定義できるのだろうか。文献資料を手掛かりにした美術史学的な研究、蛍光X線分析を使った自然科学的な研究、東アジア諸地域への渡航調査による研究などを...
日本画と材料 近代に創られた伝統
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商品説明
日本画は材料や技法によって定義できるのだろうか。文献資料を手掛かりにした美術史学的な研究、蛍光X線分析を使った自然科学的な研究、東アジア諸地域への渡航調査による研究などを総合して多角的に考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
日本画のアイデンティティともされる「岩絵具」や「和紙」。それらの歴史は、意外なほど浅い。明治以降、日本画の材料が今あるかたちへと変化を遂げた真の理由とは?
日本画家であり、気鋭の研究者でもある著者が、日本画の祖とされる狩野芳崖の《仁王捉鬼図》に対する蛍光X線分析を使った自然科学調査を皮切りに、文献資料を手掛かりにした材料史的研究などを通して、明治時代から現代までの日本画材料の変化を辿りつつ、韓国、中国、台湾といった東アジア各国の国号絵画についての渡航調査などを総合して、多角的な視点から「日本画とは何か」を考察。
日本画という伝統と革新を背負った“特異な近代絵画”を改めて検証し、その実像を捉えなおす。【商品解説】
目次
- 序章 日本画の誕生と歩み
- 第一章 日本画と西洋顔料
- 第一節 狩野芳崖の作品調査から
- 第二節 菱田春草の作品調査から
- 第二章 日本画と岩絵具
- 第三章 日本画と和紙
- 第四章 日本画と水墨画
- 第五章 日本画と模写
著者紹介
荒井 経
- 略歴
- 〈荒井経〉1967年生まれ。日本画家。東京藝術大学大学院博士後期課程修了。博士(文化財)。東京藝術大学大学院保存修復日本画准教授。武蔵野美術大学非常勤講師。
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