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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/03/27
- 出版社: 幻戯書房
- サイズ:19cm/505p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86488-192-0
読割 50
紙の本
もう一つ上の日本史 『日本国紀』読書ノート 近代〜現代篇
著者 浮世 博史 (著)
「社会科学としての歴史学」とは何か。教科書の記述はなぜ変わるのか。現在の書籍やウェブ上に蔓延する日本史俗説を豊富な資料で徹底解説。著者のブログ全227回分を加筆し書籍化。...
もう一つ上の日本史 『日本国紀』読書ノート 近代〜現代篇
もう一つ上の日本史 『日本国紀』読書ノート・近代~現代篇
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商品説明
「社会科学としての歴史学」とは何か。教科書の記述はなぜ変わるのか。現在の書籍やウェブ上に蔓延する日本史俗説を豊富な資料で徹底解説。著者のブログ全227回分を加筆し書籍化。近代〜現代篇は第103〜227回を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
「学校教育でたどり着かないから知らない」「マスコミや教師は今もGHQに支配されている」「歴史は雑学、動画で充分」「世界から尊敬を受ける日本」……インターネットの普及以降、断絶の様相を呈しつつある日本人の近現代史観。では、教科書では実際にどう教えているのか? 真に「誇りを持てる歴史観」とは何か? 陰謀論を卒業するためにこれだけは知っておきたい、歴史リテラシー入門125講。
「こはにわ歴史堂のブログ」連載(80万字)書籍化、ついに完結(2月下旬刊『古代~近世篇』、全二冊)。【商品解説】
目次
- 「明治の夜明け」の章
- 1 薩摩藩は庄内藩に恨みを持っていない。「私闘」を演じたのは長州藩である
- 番外篇1 靖国神社と鎮霊社
- 2 十七条憲法も五箇条の御誓文も、近代民主主義の精神とは無関係である
- 3 都市としての江戸に、ロンドンやパリ以上の歴史はない
- 4 版籍奉還で中央集権体制ができあがったのではない
- 5 「廃城令」は「城を取り壊す」という命令ではない
- 6 岩倉使節団は元々、不平等条約の改正交渉が目的ではなかった
- 7 ビスマルクは岩倉使節団に軍事力について語っていない
- 8 「鉄道開通」の驚異は、建設の早さでも海の上を走らせたことでもなく、すぐれた「経営」にあった
著者紹介
浮世 博史
- 略歴
- 〈浮世博史〉私立西大和学園中学校・高等学校社会科教諭。『こはにわ歴史堂のブログ』で「『日本国紀』読書ノート」を連載。著書に「日本人の8割が知らなかったほんとうの日本史」など。
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紙の本
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2021/12/30 23:11
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:十楽水 - この投稿者のレビュー一覧を見る
筆者は歴史についてどういう姿勢で考えたらいいかという問いを立て、「一方の極端な意見に性急に飛びついて、他を全否定しない」と答えています。これとは対極のスタンスが昨今まん延しているように感じます。
また、筆者は「歴史を説明すること」と「歴史で説明すること」の違いを「古代~近世編」の序章で述べていますが、この本でもその視点を脇に置いておくと百田本の性格がつかみやすくなると思います。百田本に細かいくらい訂正を入れていますが、これらは揚げ足取りではなく、どこまでも歴史に対し真摯に向き合う著者のストイックさ、さらには危機感のように思えました。ちょっと高いけど、2冊ともおすすめです。
紙の本
誠に歴史は奥深い
2020/07/05 16:00
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハマさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
百田尚樹の日本国紀なんかどうせネトウヨの戯言を集めた本だと思い読む気もしなかったけど、本書は「学び直しの契機に適している」と書評にありましたので、読んでみましたところ、大変面白く、参考になりました。
なんと私の日本史の知識は百田尚樹と同じく60年代の学校教育でできており、そこから今の教科書に書かれている常識とは大きな変化があることを知らされました。
歴史書は好きで、読んでいるつもりでしたが、一度体系的に勉強し直す必要があると痛感させられました。
また、私の知識は、Wikipediaが信頼できるものだとは思っていないけど結構Wikipediaに頼っているとこもあり、これも考え直す必要があると思い知らされました。
まことに、学問は奥深く、かつ、地道な作業の積み重ねの上に成り立っているのではあります。
百田さん反省しなさい。私も反省します。