王弟殿下の甘い執心 （ＤＡＲＩＡ ＢＵＮＫＯ）

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投稿者：M★　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

王位継承権放棄、外人の母から生まれた王弟ジェフと、
琴奏者の母が会社代表の父と恋愛、未婚で生んだ庶子の晴輝。
・・二人共、異母兄と親族に疎まれている。

来日したジェフが王政反対派に銃で撃たれる。
事件が切っ掛けで、一気に二人の仲は親密化。

続編、でるんでしょうか？中途半端な〆です。

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投稿者：あちゃ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

まさかの石油王の王弟というセレブに迫られ、じわじわ堕ちつつあるも、踏ん張っていたやたら元気の良い健気要素もある主人公。吊り橋効果？もあってか、カップルに。具体的に将来どうするといったところまでのストーリーが無いのが残念。

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

まさにタイトル通りの話でした。
妾腹の子として酷い扱いを受けている春輝
その彼に出会ってどんどんメロメロになっていくのが某石油産油国の王弟のジェフリー
ジェフリーも母が他国人のため立場的に鬱屈しているところもある。

春輝は義兄（特に長兄）にはなかなか酷い目にあわされているのですが
自分の足で立ち、卑屈にならずに生きている。
反発したいだろうけれど、
守りたい片山流のためには女装やいやなことも受け入れる度量もある。
そういうことを受け入れても卑屈にならないあたりが好感度高いです。
（ちらちら見える片山流の中で育ったための鬱屈とか
母への気持ちとかを持ちながら常に前向きな食いしん坊でいられるところは
春輝の良いところですよね）

そしてジェフリーはそんな男前な春輝の性質にどんどんはまっていったのがわかる。
細身なのに大食いウワバミ、気持ち良く飲み食いし、朗らかに笑う。
はまりすぎて、やってはいけなかった義兄に声かけしたりと･･･
ちょいちょいやらかしながら、執心していく様を
春輝の心地良い性質とともに楽しむ作品ですね。
（ジェフリーの暴発にはちょっと驚いたというか･･･きょとんとしてしまいました）

お互いの氏素性からいったら、もっとシリアスになるところを
作者さんらしい軽やかさで納めて、にっこり笑える作品になっていたと思います。

これから二人の遠距離恋愛がどうなるのか気になるなぁって感じで
読み終わりました。
（春輝の寂しがってするだろう高級ホテルでの飲み食いも
全然問題なしの資力があるのでその点では安心ですね）

☆3.5

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投稿者：チーズケーキ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

うーん、良いお話だったけど。あまり感情は動かされず。二人が出会ってお互いにやる気が出て良かったね。お幸せに。
それにしてもアラブ系や中東系の攻めはなぜ母親が白人で瞳が青い人が多いのかしら。

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投稿者：名無し　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレありです

傍から見てて頭おかしいくらいに溺愛ハッピーなものを読みたい時に名倉先生の作品を読みます。

今回の受けはとても気持ちのいい子でした。特に食いっぷりが。色気より食い気を地でいく子で、でも意地汚い感じはなかったです。遠慮せず素直に甘えてぱくぱくと嬉しそうによく食べよく飲むのを攻めも嬉しそうに餌付けしてるのでほっこりします。
攻めが自分を狙ってるとわかった上でも食い気に負けてデートしちゃうチョロい受けですが、それも攻めが紳士な対応を心掛けてることへの安心信頼があるのかと。
でも、攻めは育ちで苦労してる割りに慎重さが足りない気がしました。恋に浮かれてるにしてもお花畑がすぎる。この失敗に懲りて落ち着いて頂きたい。

全体的に攻めが(やらかしながらも)受けを愛でて受けも上手に甘えてたので溺愛を読みたい欲は満たされました。
ただ、終わり方が急に切り上げたようなちょっと唐突な印象でした。落としどころとして不満はないのですが、結末は同じでももう少し丁寧に書けたんじゃないかと思います。もし続くんならそっから深掘りするだろうからこんなものなのかな。続かないんだったら少し消化不良な終わり方でした。
おまけストーリー含め、普段とても朗らかな受けが泣いちゃうのが印象的でした。

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

大企業を経営する家系の妾腹の子ということで肩身の狭い思いをしている会社員の春輝は、琴の流派の存続のために腹違いの長兄の指示により女装で箏の演奏に参加したパーティのあと不遜な振る舞いのジェフリーに声を掛けられるが…。
春輝は大食いでうわばみで出自の割に鬱屈したところがない、どちらかというと軽い感じのキャラクターが話全体を明るくしているし、ジェフリーもスパダリなはずなのにヘタレだしチョロくて楽しく読めた。

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投稿者：まかゆら　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

名倉さんお得意の溺愛もの
ただただ溺愛されるので安心して読めました
溺愛好きにおすすめ
スバダリ王弟が受けを甘やかしまくります

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

出会いと初対面の印象が最悪だったふたりが家柄や立場、生き方を問い、問われながら愛を選ぶお話です。

ネタバレがあります。

●英国から中央アジアのアルカン王国に第三妃として嫁いだ母をもち長兄である王から石油会社のCEOを任されたバイで36歳の攻め・ジェフリー
●東大路グループの末端にある企業で働く24歳の受け・片山春輝
●ジェフリー従兄弟で秘書のロバート
○両視点

東大路グループの社長だった父と、片山流の箏の奏者である母のあいだに生まれながら、その父が不仲でも妻子ある身であったため、妾の子として育った春輝。父が亡くなると本妻や異母兄から目の敵にされ、理不尽な思いをすることも。しかし母や母の姉が守っている箏の片山流のため、心を殺して耐えていました。そんなある日、春輝は社長である異母兄の命令で、政財界の関係者が集まる親睦会で女装して箏を演奏することに。そして無事に終えたプレッシャーから解放されたところで、長身の外国人男性と出会い・・・

春輝のお相手は石油産出国の王弟殿下です。

でも、よくあるアラブものーーー日本人の受けが仕事や拉致（え？）でアラブ系の国に行き攻めと出会うーーーとは違います。日本を舞台に、ジェフリーの帰国が迫る中で芽生える恋と育まれる愛、さらにはクーデターといったハラハラ要素が盛り込まれていました。

そしてエロに関しては春輝の足コ◯もそうだし、ジェフリーのギャ◯ンドゥや指四本でほぐす本気など充実しています。空腹な春輝のお腹に注がれるジェフリーのアレ・・・わ〜っ。

ふたりのその後についてはあとがきにあるので、いろいろ妄想しましょう。

ただあらすじのとおり、電子版だとイラストは表紙のみなので残念！