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商品説明
先人たちはいかにして大陸と交流を持ち、古代日本を築き上げてきたのか。日本の古代史を玄界灘にコンパスの中心を据えて、「船と航海」「対外関係」「文化の伝播」から広く北東アジアの関係史を解明する。【「TRC MARC」の商品解説】
九州大学名誉教授 西谷正氏推薦!
玄界灘は、日本の古代史を考える上で極めて重要な地域であるという認識に立って、平和時の外交・経済や文化交流と、緊張時の戦争の実像に肉迫する。その際、何よりも玄界灘における舟・船と航海の問題が解決されねばならず、多角的かつ独自の視点に新たな切り口から、たとえば、潮汐流の流れなどに着眼して挑戦する。本書は、日本の古代史を玄界灘にいわばコンパスを据えて、広く北東アジアの関係史の解明に迫ろうとした意欲的な著作である。一読をお勧めしたい。
2017 年に世界文化遺産に登録された沖ノ島。その周囲を取り囲む玄界灘。この海域は古代日本にとって、大陸間の交流や文化の伝播などの重要な役割を果していた。当時の日本人は彼方の大陸や朝鮮半島との交流に、唯一の交通手段であった「船」を使用した。本書では、古代日本に欠かせない「玄界灘」と「船」を軸に、様々な角度から当時の姿を考察する。
大陸文明の摂取や諸勢力との交流の舞台となった玄界灘を行き交った人々の姿をより鮮明に復元した一冊。【商品解説】
目次
- 第Ⅰ部 「玄界灘」と航海
- 第1章 舟・船について
- 神津島の黒曜石と丸木舟による航海/日本列島への人類の渡来/
- 丸木舟の出現/準構造船の出現/韓国の船体遺物/構造船と帆/
- 中国における構造船
- 第2章 航海について
- 対馬海峡の海流と潮流/準構造船と対馬海峡の渡海ルート/小呂
- 島バイパスルート/港と船着き場/準構造船の実験航海/中国・
- 朝鮮半島との通交ルート/瀬戸内海について/日本海ルートにつ
- いて/青谷上寺地遺跡と集団虐殺
著者紹介
高川 博
- 略歴
- 1945(昭和20)年 福岡県大野城市生まれ
1967(昭和42)年 福岡大学卒業
2005(平成17)年 安田火災海上保険(株)(現、損害保険ジャパン日本興亜社)を退職
現在 埼玉県さいたま市
所属 東アジアの古代文化を考える会・幹事
考古学研究会・会員
文化財保存全国協議会・会員
著書 古代文化を考える(同人誌)
論文5 編(参考文献に記載の通り)
蓬莱島見聞録(文芸社、2013)
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