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紙の本
「羅生門」の世界と芥川文学 (阪大リーブル)
著者 清水 康次 (著)
まだ日本に西洋文学風の短編小説形式が整っていなかった時代に、芥川はなぜ完成度の高い「羅生門」を書くことができたのか。当時の文学状況や作品の手本となった先行作品に注目し、「...
「羅生門」の世界と芥川文学 (阪大リーブル)
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商品説明
まだ日本に西洋文学風の短編小説形式が整っていなかった時代に、芥川はなぜ完成度の高い「羅生門」を書くことができたのか。当時の文学状況や作品の手本となった先行作品に注目し、「羅生門」とそれに続く初期作品を考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
「羅生門」が書かれたのは、まだ日本に西洋文学風の短編小説形式が整っていなかった時代である。芥川はなぜこれほど早い時期に完成度の高い作品を作ることができたのか。近代文学確立期の文学状況と、西洋文学を中心とする先行文学の影響力を明らかにするとともに、芥川の読書遍歴、問題意識や新たな作品解釈から、初期の作品づくりや表現力の知られざる特徴を解き明かす。【商品解説】
目次
- はじめに
- 第一章 芥川龍之介が生きた時代と「羅生門」
- 第二章 芥川の読書遍歴
- 第三章 「羅生門」までの道のり
- 第四章 「羅生門」の世界を読み解く
- 第五章 引きつがれていくエゴイズムの問題―「鼻」「芋粥」
- 第六章 独自の創作方法―「羅生門」「鼻」「芋粥」の共通点
- 第七章 「偸盗」に賭けた問題の解決
- 付録資料 「羅生門」
- あとがき
著者紹介
清水 康次
- 略歴
- 〈清水康次〉1954年奈良県生まれ。京都大学大学院文学研究科国語学国文学専攻修士課程修了。大阪大学大学院文学研究科教授。博士(文学)(京都大学)。著書に「芥川文学の方法と世界」など。
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