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商品説明
沖縄から、当時帝国日本の植民地だった台湾に旅館女中として売られ、朝鮮人男性と出会った宮城菊。出自、国家、性別、言葉…。人びとを分かつ〈境界線〉を生きた菊の軌跡を、東アジアが絡まり合う関係性のなかで検討する。【「TRC MARC」の商品解説】
第二次世界大戦を挟む激動の20世紀に翻弄されながら、沖縄と台湾を舞台に生き抜いた女性・宮城菊。彼女が記したノートと聞き取り、周囲の関係者へのインタビューから菊の半生を辿ることで、台湾・沖縄・朝鮮・日本の関係史を描きなおし、ひとが「生きる」こと、「生きたこと」の証を捉えなおす。国、言葉、貧困、戦争、信仰――さまざまな〈境界〉のなかで生きる人びとから見える、新たな歴史像。【商品解説】
目次
- 序章 軌跡を辿り、歴史を開く
- 第一節 問題意識−写真に刻まれた出会い
- 第二節 先行研究
- 第三節 研究方法
- 第四節 本書の構成
- 第一章 沖縄から台湾へ
- 第一節 経験の束としての語り−西新町と社寮島
- 第二節 西新町の暮らし、辻への身売り
- 第三節 琉球舞踊と読み書き
- コラム1 〈シジダカサン〉と〈呪いの金〉
著者紹介
冨永 悠介
- 略歴
- 〈冨永悠介〉大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。タイ王国チェンマイ大学人文学部東洋言語学科日本語専攻講師。
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