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紙の本
ワーキングメモリの脳内表現
著者 苧阪 直行 (編著)
「意識と脳」「心と脳」を理解する鍵、ワーキングメモリは、脳のどこでどのように担われているのか? 脳機能画像解析の最新技術を駆使しながら、その秘密に迫る。同時に、「情報化社...
ワーキングメモリの脳内表現
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商品説明
「意識と脳」「心と脳」を理解する鍵、ワーキングメモリは、脳のどこでどのように担われているのか? 脳機能画像解析の最新技術を駆使しながら、その秘密に迫る。同時に、「情報化社会」における脳研究の緊急性も訴える。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
ワーキングメモリ研究の現在 | 苧阪直行 著 | 3−18 |
---|---|---|
ワーキングメモリと志向的意識の脳内表現 | 苧阪直行 著 | 19−26 |
色のワーキングメモリの脳内表現 | 池田尊司 著 | 29−42 |
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紙の本
2000年代初頭までのワーキングメモリに関する主要論文を概観できる
2021/02/13 19:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りんご - この投稿者のレビュー一覧を見る
京都大学学術出版会から発行されていることもあり、日本におけるワーキングメモリ研究の第一人者である苧阪直行先生が編著者をつとめている。fMRIが登場したことにより、心理学・認知科学分野における、脳イメージングをもちいた研究が飛躍的に進歩した。その成果がみてとれる。巻頭のカラーページでは、リーディングスパンテストやn-back課題等の実験下で、ワーキングメモリ関連領域であるDLPFCやACC等が賦活する様子が紹介されている。なお個人的には、第7章「言語性ワーキングメモリ課題遂行時の情報処理と貯蔵容量」において、構音抑制された状況下で短期記憶の純粋な貯蔵容量を提示したCowan(2001)のモデルに詳細な解説を加えている箇所が興味深い。