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商品説明
舞台芸術のなかでも最も費用のかかる芸術、オペラ。そのため興行の困難さが世界共通の問題となっている。オペラに関わり携わる全ての人たち、組織、運営、社会、歴史にまで視野を広げた総合的な論考。【「TRC MARC」の商品解説】
音楽的側面が興味の中心になっていたオペラも現在は視覚的な側面と演出が大きな部分を占め、作品の潜在的な意味を解明・提示し、新しい主観的な連想さえも付加した独自の芸術的表現として理解されることが多くなりました。それに伴い演出はもはや芸術作品の解釈にとどまらず、演出そのものが解釈される必要があります。
解釈は作品に奉仕するもの、作品を多層的かつ統合された意味連関として舞台で分かりやすく具体的に説明すること。
あらすじを舞台で提示するだけでなく、音楽、台本、場面を複合体として光を当て、作品の根底にある意味を明らかにするロングセラー『オペラの学校』に続く巨匠ミヒャエル・ハンペのオペラ演出論。【商品解説】
目次
- はじめに
- I.オペラに未来はあるか?
- II.作品の解釈
- 1 モンテヴェルディの《ウリッセの帰還》 ヘンツェ版についての所見
- 2 モーツァルトの《後宮からの誘拐》 苦しい成熟のプロセス
- 3 《フィガロの結婚》に対する10 のテーゼ.
- 4 モーツァルトの《ドン・ジョヴァンニ》 幻影と現実
- 5 《コジ・ファン・トゥッテ》 弁証法的演劇
- 6 指揮者リッカルド・ムーティへの手紙 モーツァルトが削除した《コジ・ファン・トゥッテ》のアリア
著者紹介
ミヒャエル・ハンペ
- 略歴
- 〈ミヒャエル・ハンペ〉1935年ハイデルベルク生まれ。ウィーン大学で哲学博士号(舞台技術論)を取得。オペラ演出家。ケルン音楽大学教授。マンハイム国立劇場総監督、ケルン歌劇場総監督などを務めた。
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