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ビジネス書のカリスマたちに突っ込みまくり。こういう見方もあるのですね。「自分が成功したからといってあなたも成功する、などと言う無責任な書き綴る成功本」「じつに言葉とは便利なものである。立派なことなどいくらでも言えるのだ」…目が覚めました。
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読んでみてなるほどなと思える本なのだが、それ以上のものはないかな。
批判するばかりじゃしょうーがないなと。
批判している本のほうがこの本よりためになる点が多いと思うw
お金と時間もたいしてかかりはしないし、成功本を買って読まなくても、もっとしょうもないことに金と時間を費やすからね~・・・。
というわけで私もビジネス本を読破だ!話はそれからだ。
PS:成功本はアマゾンの中古で購入するのがお勧めだ。
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"■本
①もどき作家番付:横綱、勝間、苫米地 大関、神田、石井 関脇、本田健、本田直之。
②賢くない人から賢い人へお金が流れる。
③ビジネス書もどきにだまされない7つの習慣。1:タイトルに騙されない 2:効能書きにだまされない 3:著者の経歴に騙されない 4:何十万部突破にだまされない。 5:活字に騙されない 6:ブックレビューに騙されない 7:自分の価値観を持つ。
④読むなら経営者の自伝。"
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巷に出回るビジネス書もどきをけちょんけちょんにけなしていて、出版社にも、読者にも、警告を投げかけている本と言えるだろう。
いつからか、ビジネス書も、「似たようなタイトル」ばかりがならぶようになった。そして、「成功」、「成功」と唄い、人生の目的が「金と自由」を手に入れることになった金儲けの方法が書かれた本が溢れている。
ベストセラー作家たちをつるし上げ、本の内容の矛盾を突き、こんなことは信じるな、と読者に警告する。
まあしかし、これは本の文章を読んで楽しんでいることもあって、読みながら、吹き出してしまうことも多く、私にはウケた本である。とても。
”その通り!”と思うこともあれば、”そういう読み方があったか”とか。
ま、同じく出版業界にいる私としては、著者の言いたいことはよくわかる。
今はビジネス書の企画は、すべて「売れる」ことが目標となっていて(当然だが)、ひねりを利かせたタイトルが欠かせない。本が売れるか売れないかなんて、内容じゃなく、本のマーケティングであり、営業である。
で、なんでベストセラーが出るかというと、当然、それを買う読者がいるからである。読者はタイトルや宣伝に惹かれて、つい買ってしまう。
本一冊読んだところで成功するはずもないのに、それを読んで学ぼうとする。そんな読者が多数存在するからだ。新聞に400万部突破と出たら、どんな本だろうと、読みたくなるではないか。
また、どうせくだらない本だろうと思っても、どんなくだらないことが書いてあるのだろうと思って買う人もいるかもしれない。
ま、いずれにしても、すべての本が悪いというわけではないが、著者は、タイトルにひねりを聞かせて、成功とか法則とか宇宙とか引き寄せとか、そんなものがタイトルに来る本は、だいたい「もどき」でしかないと言い切っている。
さて、それぞれ有名な著者の本を分析し、よくもまあここまで書けるものだという、書きたい放題の本なのだが、この本で一番いいたいところは、第8章~第10章にあると思う。この章のくだりを読んでいて、”まったくだ”と私は、気持がスッキリとした。
そう、成功なんて考えなくても、ちゃんと人は成功できるようになっているのさ。
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2010.6.27読了 氾濫するビジネス書の「もどき本」を切りまくり、警鐘を鳴らしている本として、一定の評価はできる。特に成功者の書く成功本は当てにならず、しかも金持ちになることが成功(成功は人生の一要素に過ぎない)という理念も気にくわない、と説く主張には納得。また、巷で著名な苫米地、本田、石井から勝間までを切っているが、当人たちの反論も聞いてみたい。9章で松下や稲森など著名な経営者の自伝を読めと勧めている所は、単なるビジネス書の批判本に終わって無くて、救われる。
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自分自身も考えていたことだったので,すごく共感した。
全部で10章からなるが,1-8章は巷ででている成功本がいかにうさんくさいかを論じている。タイトルどおりの内容である。しかし,この本の価値はそこにはなく,9,10章にこそある。
9章 読むなら経営者の自伝
10章 仕事とは全人的作業である
両章とも,著者が経営者の自伝を引用し仕事を語る。
「(中略)少なくともそういうたたき上げの経営者が書いた自伝は読んでおけばよかった,と今なら思う。経営者でなくても,かれらの考えや姿勢は学べたはずだからである。」
うすっぺらい金持ちを目指した成功より,仕事,および人生への姿勢を学ぶほうがよっぽど大事ですよね。
ちなみに,付録として,「あのベストセラービジネス書を採点する」というのがある。これがまたおもしろい。どんな本が採点されているかは見てのお楽しみとしておく。書評ブログとか書いてくれないかな,この人。
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内容が、女性週刊誌のゴシップ記事とか、2ちゃん的。このしっかりした体裁の書籍でこの内容はちいと辛いなぁ。出版する意味は果たしてあったのか、、、って、こんなアンチな書き込みまで予測して執筆してたりして。だとしたら、負けた(笑)!!
「読んでないから知らないけど」とか「読む気もないけど」みたいな、未確認筋の不確定情報的な発言多し。
全体としては結構なページ数なんだけど、全部人の悪口ばかりなので、読んでてあまり良い気はしません。自己啓発書籍の内容批判ではなく、個人攻撃になってる。ちょっとウンザリしてきます。
しかし、他の人のレビューで結構誉めているのにはビックリした。
「7つの習慣」をしっかり誉めているのには納得出来ました。
後半も頑張って読みます。後半は評判良いみたい。
後半読みました。9章からやっと落ち着いた書籍になった。
ヤマト運輸の話しとか、京セラの話しはちょいと涙が出ました。
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■くしくも同じ書店の同じコーナーで、 http://ow.ly/2v9QR 以来といっていい出会い! http://ow.ly/2v9Pu とかくうさんくさくなりがちなジャンルでテキスト書いてる http://ow.ly/2v9XQ ので気を付けよう。
http://twitter.com/OgasawaraMakoto/status/22181937511
名著です。
■次から次へ「成功本」「法則本」を読み漁って行動しないのは、宝くじやパチンコに一攫千金を求める気持ちと何ら変わらないことに気付く。「本を買う」「読書する」のは、「勉強してる」「頑張ってる」「自己投資してる」気になるから要注意ですね。こき下ろされているのは「本を出すためにまとめた感」の本が多い。選定が浅いきらいもありますが、おおむね納得アンド笑ってしまう。
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巷で流行ってるビジネス書ってどんなんやろかと(購入するのがもったいないので)入手した書評。本屋に出入りしていて解ったんだが、十秒でできる!とか簡単、誰でも大富豪!とか多すぎな。こういうのを読んでデキる気になってるだるい学生は結構見た。そういったやつに限って大体、時間を守るとか当たり前のことができない。
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なんていうか、amazonの一つ星レビューばかり集めて作ったような本。
まぁ、取り上げられてる本の中には確かにとんでもないものも多いけど(苫米地とか)、ここまでネガティブなことばっかり書いてあると、食傷してイライラしてくるし、多分健康によくない。
所詮は書評なんて自分の価値観に適合するかどうかだから、著者の価値観に適合しない本はすべてトンデモ本扱い。多少のユーモアは混ぜながらも、口を極めて罵ってある。
で、その価値観が、典型的な団塊オヤジ世代の清貧の思想と、徹底的な唯物論。
そりゃまぁ、ニューソート運動っていう一種の信仰をベースにしてる最近の成功哲学本は合わんだろうな、って感じ。
人のふんどしで相撲をとるひねくれおやじのマス●ーベー●ョン本で、なんでこんな本を買ってしまったのかと反省しきり。
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週刊誌のような読みやすさ。
知名度と肩書の高い著者(苫米地先生・本田先生etc)を信頼して私も何冊か成功本を買いました。
賢い人が言ってるんだから・・・と理解できないことも、そう考えるようにしようと前向きに捉え、何度読んでも成功は訪れず。。
きっと行動力がないからだなぁ・・・と自分自身納得していたのですが、この本を読むとなんだか腑に落ちた気がしました。
本当のビジネス書とは何か? ?マークの付く人にお勧めです。
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げんきがでます。特に私のような自己啓発本に振り回された経験のあるものなら
作者は「ビジネス書(もどき)は現実逃避でしか無いこと・そもそも人生における成功とは・安易に成功しようとするな、本物に触れるべき」ということを述べているのではないかと感じる。
特に終盤に紹介される本物たちは「世の中うまく渡り歩いてやろう」なんて考えたことのある私には身につまされる思いであったとともに、奮い立たせるものもあった。
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2010/11読了
成功は目的ではなく結果である,そもそも成功とは何か?
「もどき本」には意味がない
読むなら経営者の自伝
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うーん、なんか拍子抜け。
でも最近の「ビジネス書」ブームってなんなんだろうね。
すごい勢いですな。
当然「ビジネス書」は文学でも何でもないわけですが、それでも一つの書物の姿として興味深いものでもあります。
さて、本書は「ビジネス書」を批評(・・・批判かなあ?)している、そんな内容。
「事典」というタイトルだけど、普通に章立てがされて、それぞれ文章が並んでおります。
でも、考えてみると、色々な本についてコメントがなされているから事典なのかも。よくわかんない。
そして、この本、対象がいまひとつわかりづらい。
例えば本書では「苫米地はダメだ!」みたいなことが書いてあるわけですよ。
でもそんなことは「わかっている」人からすれば「何をいまさら」モード炸裂なのかもしれない。
逆に「苫米地フリーク」からしてみれば「は? うっざいんだけど」な感じかもしれない。
前者に向けて書いているなら、そもそもそんな人はこの本を読まないだろうし、
後者の人に向けているなら書き方に配慮が足りない。
普通に読むぶんには愉快なんだけど、ただそれだけ。
んでもって「苫米地はダメだけど、松下・稲盛はやっぱりスゲーよ!」みたいなことを言われてもなあ・・・って。
そんなん言われるまでもないですわって感じだよね。
もちろん、きっちりその根拠は述べていらっしゃるのですが、
やっぱり「当たり前」と考えられていることをそのまま言っていても、読んでいるほうとしては面白くない(笑)。
だったら「松下・稲盛はダメだ!」って言ってくれたほうが、まだニヤリとできますわな。
まあ、それができないほど偉大な方々だってことなんでしょうけど。
っていうかね「ビジネス書『もどき』」を真剣に読んでいる人もどうかと思いますが、
この本を真剣に読む人も五十歩百歩ですよ、正直。
【目次】
はじめに ビジネス書「もどき」とは
第1章 なんでビジネス書を読むの?
第2章 恐るべき三人のつわもの 「真似っこ」本田健、「なにがなんだか」石井裕之、「ヘンテコ大王」苫米地英人
第3章 三冊の元祖本と成功法則
第4章 本を読んで金が儲かるってホント?
第5章 不当表示?誇大広告?めくるめく書籍タイトルの世界
第6章 胡散くさい二人の導師 「金ならあるぞ」斎藤一人と「釈迦気取りか」小林正観
第7章 その場しのぎの一姫二太郎 「ぬえ」神田昌典、「カリスマ?」勝間和代、「なんでもレバレッジ」本田直之
第8章 「成功」することと人生
第9章 読むなら、経営者の自伝
第10章 仕事とは全人的作業である
あとがき ビジネス書の力
付録 あのベストセラービジネス書を採点する
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結構痛快。ちょっとひねくれたジジィという印象もあるが、確かにもっともという部分もそれなりにある。面白く読めた。(電車内で笑いをこらえるのがつらかった)