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商品説明
10万トンを超える大量の溶融硫黄を噴出する知床硫黄山。どうしてドロドロに融けた硫黄を吐き出すのか? どこで硫黄は作られているのか? ひとりで“世界一変な火山”の謎に挑んだ記録を、写真や図とともに紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
1936(昭和11)年に中腹から10万トンを超す大量の溶融硫黄を噴出した知床硫黄山(北海道斜里町・羅臼町)。噴火直後の調査以降、とくに研究が進展していない硫黄噴出のメカニズムに興味をもった著者は、単身、最果ての地で謎の解明に挑む。「著者の旺盛な好奇心とゆるぎない情熱が本書の随所に垣間見える。諦める前に行動する。将来、研究者を志す高校生にはぜひ紹介したい」貴治康夫氏(立命館高等学校嘱託指導講師・(社)日本鉱物科学会理事)、「シロウトの地下探査・火山研究にこれほど驚かされたのは初めてだ」後藤忠徳氏(京都大学大学院工学研究科准教授)推薦! 2020年4月11日〜5月31日、大阪市立自然史博物館テーマ展示「世界一変な火山展」開催《予定》【商品解説】
著者紹介
山本 睦徳
- 略歴
- 〈山本睦徳〉1970年京都生まれ。関西外国語大学卒業。サイエンスライター。大阪市立自然史博物館外来研究員。
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紙の本
世界一変な火山
2020/08/24 19:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミネラル - この投稿者のレビュー一覧を見る
知床半島にある知床硫黄山は硫黄の溶岩流を繰り返し噴出させた特異な火山である.本書はその“世界一変な火山”に魅せられた著者の長年に渡る調査記録である.記録と言っても,学術論文ではなく日誌風の物語で,大変読みやすく書かれている.京都在住の著者は手作りの装置を駆使して、地下の帯水層で硫黄が蓄積していく様を明らかにして、論文発表に至った。京都-知床間の移動,2年間で300ヶ所の自然電位探査,長期のテント生活,ヒグマとの遭遇,頻繁に起こる降雨等,多くの苦難を乗り越えて,成果を挙げる様は感動的ですらある.著者の知床硫黄山に対する思いと執念を感じさせる一冊と言える.
紙の本
研究書かと思ったら探検本みたい
2018/10/11 23:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
北海道知床の硫黄山を調査した記録。大学の先生が研究して本にしたのかと思って読んでいたら、どうも大学教員らしくない文章のきさくさ、楽しげな記念写真…。なんと趣味で一人で調査した記録らしい。ライターさんなので書くのはプロ。気楽に読めます。研究書というよりは旅の本のような気楽さで。
硫黄山の謎と、ヒグマや遭難の危険を学べます。