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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/02/15
- 出版社: ナナロク社
- サイズ:18cm/1冊(ページ付なし)
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-904292-51-8
紙の本
写訳春と修羅
彼方の世界の音律を紡いだ詩人・宮沢賢治の四篇の詩と、音の無い世界を生きる写真家・齋藤陽道が、東北を中心に撮影した写真群。言葉の奥に流れている無限の声に耳をすます、一冊。【...
写訳春と修羅
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商品説明
彼方の世界の音律を紡いだ詩人・宮沢賢治の四篇の詩と、音の無い世界を生きる写真家・齋藤陽道が、東北を中心に撮影した写真群。言葉の奥に流れている無限の声に耳をすます、一冊。【「BOOK」データベースの商品解説】
写真家・齋藤陽道が、宮沢賢治の詩の世界を写真で翻案。宮沢賢治による詩「序」「春と修羅」「告別」「眼にて云ふ」と、齋藤陽道が東北を中心に撮影した写真を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
齋藤 陽道
- 略歴
- 詩人。1896年、岩手県生まれ。著書に『春と修羅』『注文の多い料理店』。1933年没。
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書店員レビュー
春と修羅
ジュンク堂書店三宮駅前店さん
詩人 宮沢賢治の詩の世界を写真家 斎藤陽道が写真で表現した本です。すべての生から死、春から冬、動物や植物だけでなく空気までもまぜこんでこの本の中に存在させているかのようで、宮沢賢治もこの空気を感じていたのではないかと思わせてくれます。ふと喧騒から音のない静寂へ連れて行ってくれる、そんな本です。
紙の本
言葉でできている世界のそれ以外
2019/07/24 08:34
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Yo - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮沢賢治の『春と修羅』(他三編)を,写真に「訳す」という試みの本です。
何か名状しがたいものを言葉にするのが文学ならば,逆に言葉を他の何かにすることだってありなわけです。
病床にある妹を静かに見つめる,あるいは愛する者に花を贈る,落胆する友人に,かける言葉もなく肩をポンと叩く,生まれたての赤ん坊を母親が抱く,「世界は言葉でできている」のかもしれないけれど,無言のうちに,言葉以上に雄弁に語られるものもあります。
表現について,見えるものと見えないものについて,対象と空間の切り取り方について,この本から深く感じることがありました。
紙の本
音を見る。
2016/01/30 20:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:唯野 翠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮沢賢治は昔から大好きな人だったので、惹かれて購入しました。
「春と修羅」もですが、何より印象が強いのが「眼にて云ふ」。
時には鮮やかに、時には淡々と、音が写真から伝わってきます。