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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/10/15
- 出版社: ころから
- サイズ:20cm/219p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-907239-54-1
読割 50
紙の本
公害スタディーズ 悶え、哀しみ、闘い、語りつぐ
著者 安藤 聡彦 (編著),林 美帆 (編著),丹野 春香 (編著)
水俣病、アスベスト、福島原発事故…。日本の公害13例を独自の視点でカテゴライズし、公害をめぐるさまざまな立場からの語りを紹介。また、公害という見えにくい出来事を捉え、探究...
公害スタディーズ 悶え、哀しみ、闘い、語りつぐ
公害スタディーズ
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商品説明
水俣病、アスベスト、福島原発事故…。日本の公害13例を独自の視点でカテゴライズし、公害をめぐるさまざまな立場からの語りを紹介。また、公害という見えにくい出来事を捉え、探究していくためには何が必要なのかを考える。【「TRC MARC」の商品解説】
エコ、SDGsが重視される現代において、「公害」という言葉が忘れられてはいないだろうか? そうした危機感から、日本の近現代史に色濃く影をおとし、現在も続く13の公害を事例に、いまの暮らしとの接点を提示する。公害被害者らがどのように闘い、そして語りついできたかを再発見するためのコンパクトな一冊。
環境教育学を専門とする安藤聡彦(埼玉大学教授)などが、全国の公害資料館や多数の公害・教育関係者のバックアップを得て、教育の現場はもちろん、若い世代に読まれることを想定し一般書として編集。【商品解説】
目次
- はじめに(安藤聡彦)
- 日本公害地図
- 第1部 出会う
- 第1章 生きることの危機 様々な公害.
- 呼吸する大気汚染(尾崎寛直)
- 〈公害からの問いかけ〉一住民の被害の訴えが巨大企業を動かす
- 食べる水俣病(高峰武)
- 〈公害からの問いかけ〉命の循環が断たれた事件
- 食べる 新潟水俣病(関礼子)
著者紹介
安藤 聡彦
- 略歴
- 〈安藤聡彦〉1959年生まれ。埼玉大学教育学部教授、同附属中学校校長。公益財団法人トトロのふるさと基金理事長。
〈林美帆〉1975年生まれ。公益財団法人水島地域環境再生財団研究員。佛教大学非常勤講師。
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充実の一冊
2023/09/16 22:51
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
公害の実装に改めて目を見開き、公害という視点から社会と環境と自分自身とを問い直す営み。
第1部は公害の実際や、国の対応など何がなされ何がなされなかったのか
第2部は向き合う。「公害」という見えにくい出来事を捉え、探究していくためには何が必要か、
が書かれている。いずれも公害に関わってきた支援者や研究者といった専門家が執筆。いわゆる四大公害病だけでなく、軍事基地、原発事故、食品公害なども取り上げられている。公害関連年表、用語解説、事項索引もあり、とても便利。