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商品説明
帝王切開手術を受けた産婦が死亡し執刀医が逮捕された大野病院事件は、医学界に衝撃を与え、多くの医師が支援に立ち上がった。担当弁護士が事件の発端から無罪に至るプロセスを検証し、医療事故裁判の誤判の構造を解き明かす。【「TRC MARC」の商品解説】
手術を受けた産婦が死亡し執刀医が逮捕された大野病院事件は、医学界に衝撃を与え、多くの医師が支援に立ち上がった。弁護人が事件の発端から無罪に至るプロセスを検証し、医療事故裁判の誤判の構造を解き明かす。【商品解説】
著者紹介
安福 謙二
- 略歴
- 〈安福謙二〉1947年生まれ。名古屋市出身。東京大学経済学部卒業。弁護士。
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紙の本
産科医療の崩壊を招いた警察と検察の罪
2017/11/18 13:56
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投稿者:hiroyuki - この投稿者のレビュー一覧を見る
産科医療の崩壊を招いたといわれる「大野病院」事件、その裁判の顛末を描く。地方の産科医療を1人で担っていた誠実な医師が突然逮捕され、既にその時点でその地方の妊産婦は行き場を失う事態となる。
その医師を救うべく立ち上がる弁護士たち、産科の知識を習得し、警察、検察に挑む。このあたりの描写はワクワクして、感動的である。警察、検察は何のために彼を逮捕し、訴訟にまでしたのだろうか。自分たちの点数稼ぎとしか思えない。無知で馬鹿な地方の警察、検察は、日本の医療のことなど全く考えていないのだろうね。結果的に裁判で無罪になり、医師が医療の現場に復帰できたことはせめてもの救いだが、誰が得をしたのか、無駄な2年半だった。しかし、この冤罪の責任は警察、検察には問われないのである。