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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/12/23
- 出版社: スタンド・ブックス
- サイズ:20cm/313p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-909048-13-4
読割 50
紙の本
天使日記
著者 寺尾 紗穂 (著)
自分の中の子供。目に見えぬもの。聞こえない声。長女が天使に出会った日から始まった、まぼろしのようでいて、確かな日々の記録。『高知新聞』連載など、2017年から4年ほどのあ...
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商品説明
自分の中の子供。目に見えぬもの。聞こえない声。長女が天使に出会った日から始まった、まぼろしのようでいて、確かな日々の記録。『高知新聞』連載など、2017年から4年ほどのあいだに書いたエッセイをまとめる。【「TRC MARC」の商品解説】
自分の中の子供。目に見えぬもの。聞こえない声。長女が天使に出会った日から始まった、まぼろしのようでいて、確かな日々の記録。
唯一無二の音楽家・文筆家による言葉の到達点。エッセイ49編。
「目に見えるもの以外あるわけない、という断定は、シュタイナーが説いたように理想主義の否定でもある。人が今あるもの、手でつかめるものしか信じられなければ、愛がいったい何であるかも捉えることはできないし、世界をより良く変えていくこともできない。自分には聞こえていない声があり、見えていない世界があるかもしれないと振り返ること、まっさらな心で自然に向き合い、人に向きあうこと。現代を生きる私たちがそれを忘れ、何かに流されるように生きているのだとしたら、立ち止まりたいと思う。そのことにすでに気づいた人々にならって、私は人と一緒に生きたい、と思う」(「あとがき」より)【商品解説】
目次
- 目次
- Ⅰ
- 子供でいること
- 北へ向かう
- スーさんのこと
- 目に見えぬものたち
- 歌とジェンダー
- 遠くまで愛す
- 霧をぬけて
著者紹介
寺尾 紗穂
- 略歴
- 〈寺尾紗穂〉1981年東京生まれ。音楽家。文筆家。著書に「原発労働者」「南洋と私」「あのころのパラオをさがして」など。
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書店員レビュー
天使の温度
ジュンク堂書店福岡店スタッフさん
ミュージシャン、寺尾紗穂さんの身の回りに起こったことのエッセイ集です。天使に出会ったという子供の話が出てきますが、「手は柔らかいが温度はない」と話す子供は、きっと嘘をついていないのだろうと思わされます。自分には聞こえていない声があり、見えていない世界があるかもしれないということ。そのことを分かっていたとしても何もできず、戦争は起こり、人が毎日死んでいます。そのことも寺尾さんは忘れず、繰り返し書いて来られたのだと思います。
「立ち止まりたいと思う」という寺尾さんの言葉があります。他人の温度を知るために、人間と一緒に生きていくために、今こそ読まれるべき本なのだと思います。