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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/11/20
- 出版社: ミシマ社
- サイズ:19cm/187p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-909394-42-2
紙の本
ちゃぶ台 生活者のための総合雑誌 6(2020年秋/冬号) 特集:非常時代を明るく生きる
「非常時代を明るく生きる」を特集。益田ミリのエッセイ「のび太と遊んだ空き地」、土井善晴の論考「地球とAIと人間」、藤原辰史×松村圭一郎の対談「分解とアナキズム」などを収録...
ちゃぶ台 生活者のための総合雑誌 6(2020年秋/冬号) 特集:非常時代を明るく生きる
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商品説明
「非常時代を明るく生きる」を特集。益田ミリのエッセイ「のび太と遊んだ空き地」、土井善晴の論考「地球とAIと人間」、藤原辰史×松村圭一郎の対談「分解とアナキズム」などを収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
リニューアル創刊号!
「ミシマ社の雑誌」から「生活者のための総合雑誌」へと装いを改め、特集には、「非常時代を明るく生きる」を据えました。
益田ミリ「のび太と遊んだ空き地」(エッセイ)、土井善晴「地球とAIと人間」(論考)、藤原辰史×松村圭一郎「分解とアナキズム」(対談)、町屋良平「猫の顎のしたの三角のスペース」(小説)など、すべての執筆陣による渾身の記事ばかりが揃いました。
気候変動も、感染症も、人類が一度も経験したことのないスケールで起きています。必然、私たちの生き方も大きく変えざるをえません。
日々を不安に過ごしていたり、モヤモヤから抜けでれずにいる多くの生活者たちに、切実に届けたい一誌となりました。
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非常時代を明るく生きる
終わらない梅雨、四〇度を超える猛暑、残暑なく突入した秋。人との接触を限りなくおさえなければいけない日々。
二〇三五年には北極圏の氷が溶けると最新の科学レポートは告げ、新型コロナウイルスによる死者は全世界で一〇〇万人超えました。
気候変動も、感染症も、人類が一度も経験したことのないスケールで起きています。必然、私たちの生き方も大きく変えざるをえません。
そうした視点に立てば、今私たちが生きているのは、コロナの終息いかんにかかわらず、すでに非常時代、と言えるのではないでしょうか。すくなくとも、非常時代なのだと最初から思っておくほうがいい。どんなにあがいても、悲しんでも、気候変動はノンストップですし、新たな感染症はまたやってくるにちがいなく、自国に目を向ければ、生活苦は重くなるばかり……。
安定した時代よ、もう一度。と嘆いたところで現実はすぐには変わらないわけで、それならいっそ日々を明るく生きよう。明るく生きてさえいれば、この時代を乗りきる知恵やアイデアが湧いてくるでしょうし、多様な生物と共生していく感性も高まってくるかもしれない。
そんな思いをこめて、本号を企画しました。
非常時代を生きる。非常時代を明るく生きる。
そう腹をくくってしまえば、あとは、やることがはっきり見えてきます。
どこに住んでいようと、何歳であろうと、どんな属性に区分されようと、あらゆる人たちが生活者であることだけは免れないはずです。生活者として日々を生きる。明るく生きる。複雑な事象を暴力的にわかりやすくしたりせず、しっかり粘り強く、考えつづけていく。本誌が皆さんのそうした日々のそばにあることを願ってやみません。
――本誌編集長 三島邦弘
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ちゃぶ台とは?
何を載せてもいい。誰と食べてもいい。食卓にもなれば、談話の場にもなる。それを囲むだけで、ふしぎと緩…【商品解説】
目次
- 益田ミリ のび太と遊んだ空き地
- 土井善晴 地球とAIと人間
- 藤原辰史×松村圭一郎 分解とアナキズム
- 町屋良平 猫の顎のしたの三角のスペース
- 中村明珍 土と子と木と水と火、形が似てる
- 齋藤陽道 時間が残った
- 平川克美 止むを得ず贈与経済。 変わるものと、変わらないもの、変えられるものと、変えられないものについて
- 渡邉麻里子(タルマーリー) なるべくお金を払うようにしたい
- 猪瀬浩平 さびしい社会、にぎやかな世界
- 前田エマ 習字のこと
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