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古民家への道 民家再生−日本を住む
著者 松井 郁夫 (著)
気づかないうちに失われゆく古民家。100年を超える伝統的な町家や農家の再生に携わってきた著者が、民家の仕組みと構造、古民家再生の課題、性能向上の事例等を紹介し、忘れてはい...
古民家への道 民家再生−日本を住む
古民家への道
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商品説明
気づかないうちに失われゆく古民家。100年を超える伝統的な町家や農家の再生に携わってきた著者が、民家の仕組みと構造、古民家再生の課題、性能向上の事例等を紹介し、忘れてはいけない重要な「理念」と「技術」を伝える。【「TRC MARC」の商品解説】
「古民家再生」宣言
「民家」には純粋な日本の世界があります。
外来の手法に陥らず、他国の模倣に終わらず、すべて をこの国の自然と伝統から汲んで、日本の存在を鮮やかに示しています。
おそらく美しさにおいても、丈夫さにおいても日本の独創性を最も顕著に示しているのは各地に残る伝統「民家」でしょう。
「民家」には、自然から生み出された健康で素朴な、実用の美を見ることができます。古い「民家」の前に立つと、無名の職人たちの声が聞こえるようです。人々の生活の日常がよみがえってきます。
無作為と無心の純粋な用と美の姿があるからです。
わたしたちは長らく、日本建築の本流が「民家」を貫いてきたにもかかわらず、あまりにも普通で 身近なものとして気付かずにいました。すすんでその技術と美しさを引き継ごうとしてこなかったのです。
このままでは、世界に誇る技術と美を失うことになります。
いまこそ、埋もれていた「民家」に光を当てる時です。新しい価値を見出し、ありのままの再生と あたらしい建設を進める時です。
注・本宣言文は、「日本民藝美術館設立趣意書」「趣旨」(大正十五年)に感銘を受け、筆者による加筆により宣言文としております。
日本エコハウス大賞2019 リノベーション部門 大賞受賞作品掲載【商品解説】
目次
- 古民家再生宣言
- はじめに
- 序 章 美しい日本の民家
- 古民家に住みたい
- 民家は長生き
- 民家は美しい
- 民家はパッシブデザイン
著者紹介
松井 郁夫
- 略歴
- 〈松井郁夫〉1955年福井県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修了。松井郁夫建築設計事務所代表取締役。著書に「「木組」でつくる日本の家」「「木組の家」に住みたい」など。
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