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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/06/27
- 出版社: 三輪舎
- サイズ:20cm/381p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-9908116-6-2
紙の本
バウルを探して 完全版
何百年もの間、ベンガル地方で歌い継がれる「バウルの歌」。バングラデシュに飛び込み、ユネスコの無形文化遺産に登録された歌の正体を追いかけた旅の記録。写真も掲載。本体は背表紙...
バウルを探して 完全版
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商品説明
何百年もの間、ベンガル地方で歌い継がれる「バウルの歌」。バングラデシュに飛び込み、ユネスコの無形文化遺産に登録された歌の正体を追いかけた旅の記録。写真も掲載。本体は背表紙なし糸綴じ。〔初版:幻冬舎 2013年刊〕【「TRC MARC」の商品解説】
「あなたの中にすでにバウルがいるのだよ。こうして私を探しに来たのだから」
ベンガル地方で歌い継がれ、今日も誰かが口すざむバウルの歌。ベンガルの行者バウルは「魂の歌い手」と呼ばれ、その歌と哲学はタゴールやボブ・ディランにも大きな影響を与えた。本作は、何百年もの間、師弟相伝のみで伝統が受け継がれてきた、バウルの謎と本質に迫ったノンフィクションである。
「本書はバウルという歌う叡知の人たちの生ける伝統をバングラデシュに追い求めた記録であるだけではない。作者が、いかに言葉と決定的に結ばれていくのかの道程を記録した稀なる魂の記録だといってよい。この本を書くことによって作者は、言葉を用いる人ではなく、言葉に信頼され、言葉に用いられる人へと変貌した」(若松英輔)
第33回新田次郎文学賞受賞作に、旅に同行した写真家、故・中川彰によるベンガルの写真をおよそ100ページにわたって収録。また、本書のために書き下ろした小編「中川さんへの手紙」、若松英輔による解説「コトバに用いられる者たちの群像」に加え再構成した〈完全版〉。【商品解説】
目次
- ○写真編/中川彰
- ○文章編
- プロローグ
- 第1章 はじまりの糸
- 第2章 バラバラの船と映画監督
- 第3章 聖地行きの列車
- 第4章 二人のグル
- 第5章 タゴールとラロン、自由への闘争
- 第6章 メラという静かな狂乱
著者紹介
川内 有緒
- 略歴
- 〈川内有緒〉1972年東京都生まれ。米国ジョージタウン大学で修士号を取得。ノンフィクション作家。「空をゆく巨人」で開高健ノンフィクション賞を受賞。ほかの著書に「晴れたら空に骨まいて」など。
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大切に世に贈り出された本
2020/08/03 13:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても個性的な本だと思いました。
と同時に、書き手、写真家、出版社、その他のこの本に関わる方々の、この本を世に贈るということを大切にされていらっしゃるということも伝わってきます。
バウルとは何か?
この本の写真と文章を読んでも明確にはわかりません。
でも、生きることにおいてとても大切なことを教えてくれてるような気がしました。
こういう本がもっと世に知られるといいと思います。
紙の本
エネルギーに満ちた本でした。
2024/04/04 20:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kisuke - この投稿者のレビュー一覧を見る
実家の近くにバングラデシュの研究者家族が住んでいて、母と友達になりました。
それで読んでみたのですが、著者の行動力に驚かされました。
それにきっと良い国なのだろうな、と思いました。