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国際通信の日本史 植民地化解消へ苦闘の九十九年

  • 出版社:東海大学出版会
  • サイズ:22cm/265p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-486-01482-0

国際通信の日本史 植民地化解消へ苦闘の九十九年

石原 藤夫 (著)

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  • 税込価格:2,100ポイント:20pt
  • 発行年月:1999.12
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商品説明- 「国際通信の日本史 植民地化解消へ苦闘の九十九年」

島国日本。故に国際通信は無線か海底ケーブルによって成り立っている。明治初期に一種の植民状態におかれてしまった日本の国際通信(海底ケーブル)の、自主権を完全回復するまでの99年間の苦闘を辿る。【「TRC MARC」の商品解説】

関連キーワード- 「国際通信の日本史 植民地化解消へ苦闘の九十九年」

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2000/07/17 09:15

日本の国際通信の技術史。主権回復への交渉を1つの軸に,技術者と政府の苦闘をもう1つの軸に解説する

投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 19世紀に日本以外のアジア諸国が植民地化していくなかで,日本が独立を保てたのはなぜか…。他国では鉄道や通信などのインフラが欧米資本で整備され,その利権維持を名目に治外法権を認めざるを得なくなった。
 本書は,実は日本にもあった通信分野での植民地化の危機を,先人たちが乗り越えていったさまを生き生きと伝える。ロシアを後ろ盾にするデンマークの通信会社「大北通信」が,一時日本の国際通信を独占しており,国内の通信も狙っていたことは,ほとんどの読者にとって驚きだろう。
 それに対抗し,国際通信の主権を回復するには,自国の技術と,強固な意志,国力,長い時間が必要だった。また日清,日露の両戦争で通信がいかに重要だったか。本書は大北通信との交渉を1つの軸に,技術者と政府の苦闘をもう1つの軸にして,日本の国際通信の歴史を追う良書である。
 ただし,日本は欧米と対等で,暗に中国や韓国が追いつけないとするような記述が散見されるのが残念だ。インターネットの登場によって,日本と米国との間は再び大きく引き離されており,他国との差は慢心できるほど大きくない。
(C) ブックレビュー社 2000

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