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商品説明
有刺鉄線、電流爆破、大流血。その一方で高校生、今度は大学生。世の常識を挑発し続けるこの男は、道化かカリスマか。10年間の交流で著者が目撃した、大仁田厚の生きざまの全て。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
高山 文彦
- 略歴
- 〈高山文彦〉1958年宮崎県生まれ。法政大学文学部哲学科中退。95・98年度に「雑誌ジャーナリズム賞・作品賞」を受賞。著書に「いのちの器」「地獄の季節」「「少年A」14歳の肖像」ほか。
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紙の本
2000/6/11朝刊
2000/10/21 00:15
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投稿者:日本経済新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る
先ごろ大宅賞を受賞したばかりのノンフィクション作家の最新刊。自らと同い年で、十年にわたる友人でもあるプロレスラー、大仁田厚を描いている。
「ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ」といった危険な興行や、四十歳を過ぎての高校進学で話題を振りまく一方、常に「邪道」「売名行為」と批判を受けてきた大仁田。そんな自分を「愚か者」と自覚しつつ、こんな人間こそ今の世に必要なはずだと信じて、体中を千針も縫いながらプロレスにのめり込む姿が、共感を込めて描かれる。「愚か」だけでは語りきれない、強烈なパワーを感じさせてくれる。
(C) 日本経済新聞社 1997-2000