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商品説明
良き上司・後藤田正晴は、部下・佐々淳行をいかにして叱責し、鍛え、戦後の凶悪重大犯罪と闘い、危機を克服したか。波瀾万丈の戦後「危機管理外史」。警察戦国時代、「特別権力関係」にあった二人のヒューマン・ストーリー。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
佐々 淳行
- 略歴
- 〈佐々淳行〉１９３０年東京都生まれ。東京大学法学部卒業。警察庁入庁後、初代内閣安全保障室長に。現在は評論活動を展開。著書に「連合赤軍「あさま山荘」事件」「日本の警察」など。
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紙の本
現代における士道とは
2002/07/21 12:42
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投稿者：まさあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は、佐々さんと後藤田さんの上司、部下の関係を通じて、数々の危機管理対策
その実行などについて面白く記述しています。
この中で、いろいろな逸話が語られていますが、佐々さんは、以外におちゃめな
人なのだなと感じました。
官僚とか、政治家というとどうしてもダーティなイメージがついてしまいますが
佐々さんや内閣５室の人々、仕事にまじめに取り組む政治家を見て、現代は退廃
していると嘆くジャーナリズム、評論家にはない熱いものを感じました。
特に、この内閣５室を行動原則になった、後藤田五訓はいろんな意味で参考に
なりました。
後藤田五訓
１ 省益ヲ忘レ、国益ヲ想エ
２ 悪イ、本当ノ事実ヲ報告セヨ
３ 勇気ヲ以テ意見具申セヨ
４ 自分ノ仕事デナイトイウナカレ
５ 決定ガ下ッタラ従イ、命令ハ実行セヨ
結局、組織を機能的に動かしていくには、このような気持ちを持ってやっていく
ことが必要なのだと感じました。
その他にも、戦略と戦術の違いなどいろんなことが具体例を通じ学べるので
素晴らしいと思います。
