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紙の本
ホントなのかも…
2001/07/31 16:49
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投稿者:ピエロ - この投稿者のレビュー一覧を見る
急性盲腸炎で病院へ運ばれる神津恭介、手術も無事すんでベッドの上で療養中に、体は動かせなくとも頭は働きたがる、何か暇つぶしはないかと親友の松下研三とともに「源義経は大陸に渡り成吉思汗(ジンギスカン)になった」という説を確かめていく。
本書での神津恭介は名探偵の名にふさわしい、鬼気迫るような推理の冴えを見せる。「そんなことあるはずがない」と思いながらも、いつの間にか神津恭介がこの説の正しさを証明してくれるのでは?と期待しながら読み進んでいることに気付く。読む人が読めば牽強付会、強引な解釈をしているところもあるのかもしれませんが、私はそんなことに気付く余裕もなく、神津恭介の解き明かす歴史の謎を堪能できました。
小説の中での話しなんだとわかっていても、読み終わった後「知ってる?ジンギスカンって実は源義経だったんだよ」と誰かに話したくなる、そんなすごい一冊です。