ネットストア

bk1とhontoがひとつのサイトになりました。

買い物カゴを見る
通販商品(計0点)
電子書籍(計0点)

bk1とhontoがひとつのサイトになりました。お買い物がさらにしやすく、便利に!

  1. hontoトップ
  2. ネットストア
  3. 本:小説・文学
  4. アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

  • 出版社:早川書房
  • サイズ:16cm/294p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-15-010229-5

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF)

フィリップ・K・ディック (著), 浅倉 久志 (訳)

  • 全体の評価 46件のユーザーレビュー
  • あなたの評価 この商品を評価して本棚に反映 評価しました! ×
  • 税込価格:77722pt
  • 発行年月:1977
  • 発送可能日:1~3日

国内送料無料

今なら本も電子書籍も全て【ポイント3倍】!!
hontoポイントスタート記念!文庫もコミックも電子書籍もCDもDVDも全てhontoポイントが3倍!

このセットに含まれる商品

前に戻る

  • 対象はありません

次に進む

おすすめ商品

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前に戻る

  • 対象はありません

次に進む

ユーザーレビュー- 「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」

全体の評価
4.0
評価内訳 全て(6件)
★★★★★(3件)
★★★★☆(1件)
★★★☆☆(2件)
★★☆☆☆(0件)
★☆☆☆☆(0件)

この商品に関するあなたの感想やご意見をお寄せください。 レビューを書く

並び順を変更する :
評価の高い順
役に立った順
投稿日の新しい順
評価の低い順

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2010/01/07 02:37

人間は他人を傷つける。しかし愛することもできる。

投稿者:yjisan(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 第3次世界大戦後、放射能灰に汚染された地球。そこでは生きている動物を所有することが地位の象徴となっていた。人工の羊しか持っていない賞金稼ぎリックは、「本物」の羊を手に入れるため、火星から逃亡してきた<奴隷>アンドロイド6体の首にかけられた莫大な懸賞金を狙って、命がけの狩りを始めた!・・・と、粗筋だけ書くと、何やら安っぽいアクションSFのようになってしまう。それが本作である。
 
 映画『ブレードランナー』の原作として有名な作品。相変わらずディック節が爆発していて、読みにくいことこの上ない(ディック作品の中ではマイルドな部類に属するが)。先行SFで使い古された陳腐な小道具。あまりにも嘘っぽく、作り物めいた作品世界。物語の論理的整合性を無視した、勝手気ままで強引な展開。話をまとめることを拒否するかのような、突き放した結末。だが、ディックにプロットの巧みさを求めるのは間違っている。
 ディックの真骨頂はグロテスクな世界が生み出す不気味な迫力と、作品の思索性にあるのだ。「ディックの描く未来世界は我々自身の世界の歪んだ鏡像だ」と言われる所以である。


 本作では外面では見分けのつかない人間とアンドロイドとの識別に感情移入度テストが用いられている。アンドロイドは他者の喜びや痛みに共感することできず、それゆえに残虐であり、自分の生存のためには仲間も平気で裏切る、と言われてきた。しかし感情移入度テストでは判別できないアンドロイドも出てきてしまう。
 
 人間だと思ったらアンドロイドで、アンドロイドだと思ったら人間。そんな経験を続けるうちに、「人類社会の敵」として何の躊躇いもなく逃亡アンドロイドを殺戮してきた主人公リックは、次第に標的アンドロイドに同情し始め、重大な疑問に直面する。自分たち人間と彼らアンドロイドはどこが違うのか?
 
 人間よりも人間らしいアンドロイドがいる。一方でアンドロイドのように無慈悲な人間もいる。アンドロイドであるというだけで、「社会への脅威」として虐殺することは果たして正しいことなのか? 自分の仕事は、この社会は何か間違っていないか? リックはアンドロイド狩りに疑念を持ち始め、あまつさえ自分に協力するアンドロイドを愛してしまうのだ。そんな葛藤の中、リックは……
 
 ここに至っては、神の創造物として自然に生まれてきたか、人工物として造られたかは、本質的な問題ではなくなる。感情移入できれば人間、できなければアンドロイド。逆に言えば、人間して生まれてきたとしても、感情移入能力がない者は真の意味で「人間」とは言えないということである。真の対立軸は人間/アンドロイドではなく、人間性(親切=善)/アンドロイド性(冷酷=悪)なのだ。

 ハインラインやアシモフの作品のような、「よくできたお話」が好きな人には向かないことは確かである。しかし、ぜひ避けずに読んでほしいと思う。それだけの価値がある本であることは間違いない。現実の不条理性と怪物性を縦糸に、人間性を横糸にして織りなす、思索の世界が待っている。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2003/07/29 13:02

たかがSF?されどSF!

投稿者:Rosmarin(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

命の尊さをテーマとし、全面に訴えた作品は今まで数え切れないほどあります。
だけどこの作品は正反対。
一見命を粗末にしているように見えます。
ところが私にとってこれほど激しく命の尊さを感じさせられた作品は
他にはありません。

映画ブレードランナーの原作です。
映画ではやけに人間くさく存在感の強かったレプリカント達。
小説では彼らには余り感情移入せずに淡々と描かれているのですが、
それが逆にレプリカントという存在、しいては人間という存在に対して考えさせられます。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2003/07/29 12:41

原作の方が面白い

投稿者:ポーリィーン(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 鬼才リドリー・スコットが映画化! などと騒がれたので見てみたが、いったい何がいいのかさっぱり判らなかった。だが、本書の奇妙な題に惹かれて原作を読んでみると…めちゃめちゃ面白い!! それに未来の話なのに映像が頭にスンナリと浮かぶ。そして映画の内容もやっと判った(もう一度見たいとは思わなかったけど)。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2003/07/29 12:51

オリジナルの実力

投稿者:すまいる(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 有名SF映画『ブレードランナー』の原作小説。ご覧の通りの魅力的なタイトルの作品で、映画版でのタイトル変更は必要なかったのでは? とすら思えてきます。

 放射能に蝕まれた第三次世界大戦後の地球では、生の生物(なまのいきもの)がとても貴重で、動物を飼ったりするのはステータスにすらなってます。たとえばアンドロイドハンターの主人公なども、本物の羊を飼うのを夢見つつ、電気じかけの羊で我慢してたりするわけです。まあ、そこいらじゅうアイボだらけの世の中って感じでしょうか(笑)。

 主人公は脱走したアンドロイドを捕まえるというか、狩るのを生業にしているのですが、彼は、アンドロイドたち、そして、それをとりまく人間たちと関わっていく過程で苦悩します。例えば「もしかして、おれっちもアンドロイドなのかも?」なんて、思いはじめたりもするわけですね(笑)。

 「アンドロイドである」とはどうゆうことなのか? 「人間である」とはどうゆうことなのか? 映画での疾走感とは一味違う、哲学的な思いにふけることが出来る一作です。映画版をすでに観ているかたでも、充分に楽しめる一冊です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2003/10/27 19:03

何よりタイトルが傑作

投稿者:紅豆(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

とっても「映画的」な作品です(それもアメリカ映画ね)。
ぱきっとした起承転結とか確立された世界観が、映像化されたら映えるんだろうなあ・と思ってたら既に映画化されていたのね。失礼しました。

機械の心とか命とか、今では映画でも小説や漫画でも珍しくもなんともないテーマですが、この作品はとにかく世界観が秀逸なのです。
冒頭に登場する「感情をコントロールする機械」など、生々しい設定が素敵。
私の頭の中では、竹宮恵子の「地球(テラ)へ」とリンクしました(笑)

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2003/07/29 12:28

SFの代名詞

投稿者:すの(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「○○は××の夢を見るか?」なんて、いろいろな場所でパロディにされている名作といえる。
 外国語で書かれた作品は苦手だ。言葉も文化も違うのに、日本語で表現するからどうしても不自然なのである。そういう意味で、日本の作家さんの方が読んでいて楽しいのだが、これはやはり名作。

 ストーリーは有名だと思うのでここでは特に紹介しないで、最近この作品で思い出したことを書かせていただこうかと思う。

 現在の科学&医学は鬱だとか引きこもるとか性格の延長線を、脳の情報伝達物質が足りないとか多いとかで一生懸命説明するわけで、抗鬱剤なんて薬もある。遺伝子的に、なんて話になったら鬱を治すウィルスなんてのも出てくるかもしれない。

 そしてこの小説の最初では、感情をコントロールする情調オルガンという機械がでてくる。そして、主人公の妻は、自ら自虐的抑鬱をセットする。絶望しないことが不自然だからといって彼女はわざわざそのチャンネルを探し当てたのだ。

 なんだか、近いうちに似たようなことをしそうだと不安になることがある。


 個性と病気の境界線、生命と非生命の境界線、有りとあらゆる境界がどんどん曖昧になって、人は不安になるのかもしれない

 そういった要素をすべて含んだ作品である。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

ユーザーレビュー一覧

この著者・アーティストの他の商品

前に戻る

  • 対象はありません

次に進む

Copyright (C) 2Dfacto,Inc.