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タイタス・グローン(創元推理文庫)

  • 発行年月:1985.4
  • 出版社:東京創元社
  • レーベル:創元推理文庫
  • サイズ:15cm/657p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-488-53401-5

文庫

  • 国内送料無料

タイタス・グローン (創元推理文庫 ゴーメンガースト三部作)

マーヴィン・ピーク (著), 浅羽 莢子 (訳)

紙書籍

1,404 ポイント:13pt

発送可能日: 1~3日

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ユーザーレビュー

全体の評価 4.2
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評価3 投稿元:ブクログ

2006/09/20 00:00

悪夢のような世界観に浸れる。言葉が難解すぎるので国語辞典は必須。
向き不向きは絶対ある。アク強すぎ…。

評価3 投稿元:ブクログ

2007/11/08 10:09

いつとは知れぬ時の、いずことも知れぬ地にその城はあった。巨大な石の
迷宮ゴーメンガースト。そして今、七十七代城主が呱々の産声を上げた。
菫色の瞳をもつこの男児の名はタイタス……昏く異形の叙事詩が始まろうと
している。言語の魔力が空間を満たし尽くす比類なきアダルト・ファンタジー、
〈ゴーメンガースト〉三部作いよいよ開幕!

評価5 投稿元:ブクログ

2007/11/07 21:10

我が青春の書。この昏き世界を知る者と知らぬ者とを私は区別する。
外界から閉ざされた城ゴーメンガースト。現実世界よりも濃密でリアルな幻想世界と、そこからの脱出を描く物語。空間を埋め尽くす、一部の隙もない精密な綺語の奔流。その執拗さに眩暈を覚えるほどである。
白紙の正統派主人公であるタイタスよりも、ゴーメンガーストのその他の住人が圧倒的に強烈だ。双子のような化石のごとき狂人もさることながら、強烈な野心を秘めた破壊者スティアパイク、タイタスの姉フューシャ、従者フレイなど、それぞれのキャラが序盤の印象を裏切って最後に鮮烈に輝く。

評価5 投稿元:ブクログ

2007/11/12 20:33

指輪物語・ナルニア国物語とならぶファンタジーの最高峰、ゴーメンガーストシリーズ 延々と続く陰鬱な情景描写と気も滅入るような人物たち・・・

評価5 投稿元:ブクログ

2008/02/07 11:25

城。城。城。城に呪縛された奇怪な登場人物たち。作者が挿絵画家のせいか、人物描写も戯画っぽく誇張されている。
装飾の多い擬古文スタイルを流麗な日本語に移し変えた浅羽訳も見事。

評価3 投稿元:ブクログ

2010/11/26 13:01

ある重苦しい城での重苦しい物語。

けっして好きな作品ではないのだが、むしろ自分で書きたいような作品だとは思う。

最初に邦訳が出たとき即購入した。
良くも悪しくも印象的。
この世界が夢にもよく出てくる。

評価2 投稿元:ブクログ

2011/09/24 13:18

ゴーメンガースト三部作
物語のほとんどは巨大な城『ゴーメン・ガースト』の中で語られます。
七十七代目の城主としてうまれたタイタス・グローンの物語だと思います。(たぶん)
1巻ではまだ子供のままですが…
なんか読み終わるのにだいぶかかった…
読み始めたのはまだ川崎にいたころですな~
2巻買う可能性はだいぶ薄い…

評価4 投稿元:ブクログ

2012/03/07 15:25

 これをファンタジーと言っていいのかどうかは疑問があるところ
だが、読み応えがあって実に面白い本だった。著者の病気のせいも
あるだろうが、実質は1と2で完結している物語であり、3はまた別の
物語という感じがする。1と2はスティアパイクの物語で、3から
タイタスの物語がやっと始まるところだったのかもしれない。

評価0 投稿元:ブクログ

2013/02/04 23:30

 重々しくどこか陰鬱なゴーメンガースト城を主な舞台として、そこに住む伯爵家やその周囲の人々の物語。タイタスが生まれて物語は始まるが、この巻では、城の下層部の大台所で働いていたがそこに嫌気がさし、知恵を働かせて成り上がろうとする少年・スティアパイクに主として焦点が当てられている。
 重厚な舞台に相応しい、重々しい文章。少し読むのに苦労したが、長い伝統の中で迷宮のように、縦横に広がる城や、外壁の向こうの荒涼とした世界の描写は読み応えがあった。
 登場人物も、全員が全員ひと癖もふた癖もあり、ある意味では滑稽で、ある意味では不気味に感じられた。大半の人物がアクが強すぎて、謀略に頭を巡らせるスティアパイクがまともに見える。
 物語を楽しむというより、この世界観を楽しむ小説だと思う。

評価0 投稿元:ブクログ

2014/06/22 18:27

ゴーメンガースト城を舞台に繰り広げられる群像ファンタジー。
矢張り印象的なのは閉ざされた異形の城・ゴーメンガーストの圧倒的な存在感。その中で立ち現れる登場人物も何処かズレていて不思議な印象を残した。

著者のマーヴィン・ピークは幻想・ファンタジー小説の挿絵画家としても活躍した経歴を持っている。挿絵画家としてはかなり売れっ子だったようで、解説によると『ピークの挿絵を載せろ』という投書まであったとか。

評価5 投稿元:ブクログ

2014/10/20 16:54

巨城ゴーメンガーストとそれを取り巻く集落、それらに巣食う住民と奇妙な慣習に生まれた異端の物語。

閉塞的で深遠広大、連帯と孤独、醜悪で美しく、不愉快なのに魅力的というグロテスクな背中合わせだらけ。
表裏だからこそ互いに嫌悪しながら焦がれ、混ざっても交われない群像劇。

不気味なのに終わってしまうのが寂しい悪夢のよう。

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