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いもうとのにゅういん

  • 出版社:福音館書店
  • サイズ:27cm/31p
  • 利用対象:幼児 小学生
  • ISBN:4-8340-0161-X

いもうとのにゅういん (こどものとも傑作集)

筒井 頼子 (さく), 林 明子 (え)

  • 全体の評価 54件のユーザーレビュー
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  • 税込価格:84024pt
  • 発行年月:1987.2
  • 発送可能日:1~3日
  • 絵本

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ユーザーレビュー- 「いもうとのにゅういん」

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3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2005/11/16 02:04

お姉ちゃんってこんなに素敵

投稿者:チャミ(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

あさえが幼稚園から帰ってくるとお気に入りの人形がありません。「また、あやちゃんのいたずらだ…」
ところが、妹のあやちゃんが盲腸で入院することに。
父親の帰りを待つ間の、一人で過ごす時の不安感、そして妹への想い…。お見舞いに何を持っていこうか考えて、あやちゃんが一番喜びそうなものを思いついたあさえ。
翌日、お見舞いに訪れたあさえが妹にプレゼントした素敵なものは…。
妹の入院という突然の出来事を通して、あさえの心の成長が見事に、そして細やかに描かれた作品です。
この絵本を読む時は、表紙から注目して欲しいです。自分の宝物である人形を欲しがる妹。そして、表紙をめくるとタイトルと一緒に描かれているのは、あさえが人形を大事に扱っているシーン。お話のキーとなるのはこの人形です。どのページにも必ず登場してきています。そして、最後、背表紙に描かれている人形と一緒にいるのは…。そんな楽しみもこの絵本には隠されています。
子供に読む時は、こんな風にあさえも我慢しているんだからあなたも…なんて読み方はNGです。あさえの微妙な心の変化や成長を子供が感じてくれることが大切です。
お姉ちゃんってしんどいね。でも、我慢できておりこうさんだね。
読んであげる親がこんな言葉を言ってあげたくなるような絵本です。

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2001/11/20 23:19

いざという時には、お姉さんになれるんですね

投稿者:さなえ(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 同じ福音館書店から、同じ作者/絵で出ている『あさえとちいさいいもうと』の続編。あさえの、姉としての心の成長を取り上げた作品ですが、でも、この絵本を、あなたもあさえのように優しくなりなさいね、なんていう教育の絵本には決して使わないでね! 普段はけんかをしていても、いざという時にはどの子もやっぱり、お姉さんになれるものなのね!
 今回は、前作のときよりもうちょっと大きくなり、どこの姉妹にも見られるように、妹のことがちょっとわずらわしくなっています。ところが、いもうとが盲腸で手術することになり、やはりここでも、姉として、精一杯の愛情を妹に注ぎます。お母さんでなくても、「あさえちゃん、たったひとばんで ほんとうに おおきな おねえさんになったのね。」と言いたくなります。ここを読むとき、どうしても涙声になってしまうのは私だけ?

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2000/11/01 10:19

幼い姉妹の愛情をほのぼのと描いた作品

投稿者:かれん(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 あさえが、幼稚園から帰ってくると、乳母車に寝せていたほっぺこちゃんがいなくなっています。
「また、あやちゃんの悪戯だ。」と あさえが大声をだしたら、あやちゃんはお母さんにおんぶされ、ぐったりとしています。

 あさえ5歳、あやちゃん2歳くらいでしょうか。
あさえにとって、元気な時のあやちゃんは、いつも邪魔ばかりして鬱陶しい存在かもしれません。
でも、いないと寂しい…ましては、これから、あさえも経験したことのない盲腸の手術を受けのです。
不安で小さな胸がはりさけそうな様子がよく描かれています。

 手術を終え、大きなベッドで点滴をしながら寝ているあやちゃんに あさえは素敵なプレゼントをします。
一人で留守番をしたあさえより、病院で手術を受けたあやちゃんの方がずっとずっと心細くて怖かったはず。

 妹の入院をきっかけに、あさえはとてもお姉ちゃんになりました。
林明子さんの表情豊かなイラストで、姉妹の愛情をほのぼのと表現してあります。

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2001/02/09 13:23

幼い子どもの心理を、細やかに暖かく描ききっている絵本

投稿者:渡辺順子(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 あさえが幼稚園から帰ったら、妹が盲腸で入院することになったという。雷雨のなか誰もいない家で、お人形をかかえてパパの帰りを待つという体験。一夜あけて、妹のお見舞いに、自分の一番大事にしているお人形を、あげる決心をしたあさえ。妹の入院という突然のできごとを通して、また一つ大きく成長をしていきます。

 子どもの表情を細やかに暖かく描くことで、定評のある林明子の絵本からは、読み手も聞き手も共に、姉妹の心理や育ち合いを、自然に感じとることができます。表紙の絵からも妹がお人形を欲しがっているのにたいして、姉は自分の分身のように大事なお人形だから、どんなことがあっても手放せない、という強い表情がつたわってきます。ところが、裏表紙をみると、妹がそのお人形とベットで眠っています。

 幼児期も後半にはいると、一見、負の体験と思われる不安、恐怖、悲しさ、寂しさと
いったことも、“心のバネ”として、逞しく自己成長を遂げていきます。

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