- 出版社:新潮社
- サイズ:16cm/345p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-10-127002-3
うらおもて人生録 (新潮文庫)
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(4件のユーザーレビュー)
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- 税込価格:540円(15pt)
- 発行年月:1987.11
- 発送可能日:24時間
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ユーザーレビュー- 「うらおもて人生録」
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2002/05/19 18:13
人生はギャンブル、ではないけれど
投稿者:白井道也(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
つらいことが重なってヘコんでる時期に読んだせいもあるけれど、この本の中のコトバがすごく胸に染みた。
「全勝を狙うな。9勝6敗を狙え」とか、「運と実力を見極めろ。運の総量には限りがある」とか。ギャンブラーならではのコトバはすごく含蓄がある。人生をギャンブルに置き換えて考えるのは安易なことかも知れないけど、それにしてもグッと来た。
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2001/05/17 14:04
生きていく力
投稿者:カノー(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
『麻雀放浪記』とはまた違う色川武大名義でのエッセイ集。著者がばくちの世界から得た、ちょっと心の隅っこにとどめておきたいことばが並ぶ。
乾いた勝負事を淡々と描いた小説の面影はあるものの、少しはにかんだ少年のような、いろんな人に愛された阿佐田哲也の姿がそこにはある(しかしまた、そんな感想さえも彼の策略じゃあないだろうか、と思わせるところがまた、阿佐田流)。
いつも勝てるわけじゃない。
だから…
「人を好きになること」
人を好きになっていって、その思いが貯金みたいに貯まっていく。そうすればピンチのときに、まるで手持ちのカードみたいにそんな人たちのことを思い出されてくる。自分が好きな人は、自分の力になる。
「黒星の算えかた」
全勝なんて出来ないし、したくもない。目標は九勝六敗だ。
上手くいかないことがあったりして、負けが込んできたような気分になったとき、手にとって読み返す本です。
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2004/07/06 22:33
「起源」と「病」(このエッセイに込められた凄みを味わうために):<<自分は、あの苦しみのようなものを忘れることができない。それからあの至福の味わいも。それから不安も、いっときの平安も>>
投稿者:すなねずみ(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
色川さんの小説に何度か出てくる「遊び」について。
(引用は凡て『狂人日記』より)
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僕も子どものころにやったことがある。そこから先は、どこまで「リアリティ」に憑かれてしまっているか……彼が力士の名前をカードに「書く」ことから生じてきたもの。
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そして「他者」が現われる。
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彼はやがて野球好きの弟を巻き込むためにプロ野球選手のカードを作り、「どういうわけか、やむにやまれず、というかたちで、映画の撮影所も作」り、やがて「自分でも恐れていたこと」に手を出す。
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医師:「自分は何か。曖昧な部分のどこか一点に自分の位置がありそうだが、はっきりしない。そういう思案はプラスにならないどころか、病気を進行させる因になりかねません」
自分:「つまり、生き方を簡略化しろとおっしゃるんですね……それが治療ですか。自分を簡略にしようとするくらいなら、こうして質問なんかしませんがね」
(色川さんの言葉)
「狂人日記について言えば、自分たちの運命というかその状態に対する怒りがもう少しあれば、解決とはいかなくても救いに似た印象を呈するかなと思うんだけど、怒るとそこで発散してしまって書けなくなってしまう…」
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2001/05/30 03:59
落第生の処世術
投稿者:阿藤(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
しのぎを削って生きてきた人の血の通った言葉には、上滑りではない説得力がある。落第生の処世術は、なんだか気を楽にしてくれる。
「自分だけが気がついて、ほかが節穴なんてことは、世の中に滅多にないんだ。そう思ってると穴ぼこに落ちるぞ」







