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蜘蛛女のキス(集英社文庫)

  • 出版社:集英社
  • レーベル:集英社文庫
  • サイズ:16cm/413p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-08-760151-X

蜘蛛女のキス (集英社文庫)

プイグ (著), 野谷 文昭 (訳)

  • 全体の評価 41件のユーザーレビュー
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  • 税込価格:92026pt
  • 発行年月:1988.10
  • 発送可能日:購入できません
  • 文庫

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書店員レビュー- 「蜘蛛女のキス」

ジュンク堂書店ロフト名古屋店

ロリコンでホモの性犯...

ジュンク堂書店ロフト名古屋店さん

ロリコンでホモの性犯罪者モリーナと頑固な政治犯バレンティン、この二人の獄中での対話によってほぼ全編構成された風変わりな作品。「触ってもいい?・・・。ねえ、触ってもいい?」夜な夜な妖しく迫ってくるモリーナは、ただの変態か?本物の愛か?それとも危険な罠か?2、3日なにも手がつかなくなるほど、驚愕の胸が締めつけられる結末が待っています。
文庫担当

ユーザーレビュー- 「蜘蛛女のキス」

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2003/01/22 12:26

忘れがたい読後感

投稿者:ひろぐう(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ウィリアム・ハート主演(アカデミー受賞)の映画の原作です。映画は昔観たけど、どんな話だったかほとんど忘れてました。でも、この原作は忘れることはないでしょう。読んでる最中より、むしろ読後に忘れがたい印象を残す、そんな感じの本です。南米の現代文学ということで、最初パラパラとページをめくってみたときは、観念的で難解な話かなという先入観でしたが、ほとんど全編が監獄の中でのふたりの男のダイアローグで、思ったより読みやすく、精神分析的なテーマもそれほど難解なものではありません。
 まったく正反対の個性・嗜好を持つふたりの男。ひとりは硬派な左翼テロリスト、ひとりは映画好きのホモセクシュアル。そのふたりが監房という閉じられた空間の中で、会話という原初的なコミュニケーションを通して、反発し合いながらもやがて不思議な愛によって結ばれていきます。その愛の形と結末が、人間という存在のおかしさ・哀しさ・孤独さを強烈に感じさせてくれます。モリーナが語る映画のストーリーが、実際に観るよりも面白くて惹きつけられるというのも面白いところです。(→ホームページ)

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