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ガープの世界 上巻(新潮文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 46件
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この著者の新着情報

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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1988.10
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/446p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-227301-8
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

ガープの世界 上巻 (新潮文庫)

著者 ジョン・アーヴィング (著),筒井 正明 (訳)

ガープの世界 上巻 (新潮文庫)

767(税込)

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みんなのレビュー46件

みんなの評価4.2

評価内訳

奇妙だが不思議にリアルな小説世界

2002/05/28 12:28

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろぐう - この投稿者のレビュー一覧を見る

昔読んだ『ガープの世界』を、どんな話だったっけとパラパラとめくってたら、やめられなくなってしまった。確か映画を(レンタルビデオで)観て、それから原作を読んだと思うんだけど、それほど強い印象は受けなかったように思う。しかし、いま読み返してみると、この本の凄さ・尋常でなさがよくわかる。現代の『カラマーゾフの兄弟』、と言うと「ぜんぜん違うよ」と叱られそうだし、文学的・思想的な深遠さは比ぶべくもないかもしれないけど、「こんなやついない。そんなことあるわけない」というユニークな登場人物やエピソードなのに、現実の人や出来事よりもリアルで真実味があるという点では共通するものがあるように思う。メインストーリー自体は通俗的ともいえる古典的な「物語」であるところも共通している(注意深く読むとミステリ並の精緻な伏線が張られているのがわかる)。よくもこれほどと思うくらいにぎっしりと詰め込まれた数々のエピソードは、過激なくらいの暴力やセックスや社会批判に満ちているのだけれど、不思議なやさしさ・哀しさ・おかし味が流れていて、まったくギラついた感じがしない。リアルとユーモアとのバランス感覚(洗練されすぎて上っすべりしていないのがいい)が絶妙で、いつまでもガープの世界、彼の言う「笑いが私にとっての宗教なのです」という小説世界に居続けたいと思ってしまう。とにかく、奇妙だけれど現実の人間以上に魅力的で忘れがたい「生きている」登場人物に出会うだけでも、この本を読む価値がある。

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風通しのよい自伝的長編

2001/03/12 09:38

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:白井道也 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ジョン・アーヴィングは「小説は長ければ長いほどいい」なんてうそぶいているらしいけど、この自伝的小説も上下巻合わせて約900ページ。自伝的なのに、1人称では語らない。ガープという主人公を立て、ガープの自伝を引用する形で書き進めてる。ガープの作品もまんま引用されている。おまけに、ガープの死後まで記している。変な構成。でもそのおかげで、日本の私小説のような窮屈さ(読者と著者の距離の近さ)はなく、文章がものすごく風通しのよいものになっている。そして、900ページがすいすいと読める。アーヴィングは凄いや、としか言えない。

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何の予備知識も無くこの本を手にした人がどんな顔をして讀むのか楽しみ

2002/01/30 23:30

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:フォックス - この投稿者のレビュー一覧を見る

 日本のアービングファンの大多数が村上春樹経由でこの作家を知ったのでは無いかと思っているが、村上春樹経由ではなく、本屋で偶然この本を手にとって、讀んでしまった人がどういう顔をしてこの本を讀むのかとても興味がある。そういう小説だと言えます。
 瀕死の兵士にまたがって無理やり身ごもったガープのお母さん以外にも、へんてこキャラのオンパレード。でもちょっと悲しい笑い泣きという感じでしょうか。本を讀んだら、ぜひ映画も御覧下さい。アメリカを代表する性格俳優(喜劇俳優か?)のジョン=リスゴーが元アメフト選手のおかま役を怪演しています。

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2004/09/23 01:24

投稿元:ブクログ

こちらも映画もいいんです!
映画では「ホテル・ニューハンプシャー」のミス流産が重要な役で登場するんだよね。

2004/10/05 05:24

投稿元:ブクログ

アーヴィングで一番好きな作品。勃起、セックス、異形、母性、失敗、そして人生。ここにアーヴィングの全てがある。

2006/08/08 09:18

投稿元:ブクログ

上下巻読了。
いやー、わたし結構ジョン・アーヴィング作品は挫折してたんですが、これは面白かった!これを読んでやっと世界観が掴めましたよ…また違う作品も読みたい〜

2004/11/09 01:44

投稿元:ブクログ

彼の書くモノは「安っぽい笑いと暴力とセックス」に満ちている。それでも、その救いのない出来事を突きつけてなお「これぞ人生」と言い切る、言い切ってあまりある力強さを持っている。 私はそんなアーヴィングが大好きだ。

2005/07/28 10:57

投稿元:ブクログ

常識を打ち破るような現実が描かれています。嫌悪感を抱く人も多いんじゃないでしょうか?それでも私は映画を先に観ていたので、衝撃度は少なかったですけどね(笑)

2005/05/16 00:26

投稿元:ブクログ

看護婦ジェニーは重体の兵士と「欲望」抜きのセックスをして子供を作った。子供の名はT・S・ガープ。やがで成長したガープは、ふとしたきっかけで作家を志す。文章修業のため母ジェニーと赴いたウィーンで、ガープは小説の、母は自伝の執筆に励む。帰国後、ジェニーが書いた『性の容疑者』はベストセラーとなるのだが―。現代アメリカ文学の輝ける旗手アーヴィングの自伝的長編。

2005/05/19 01:16

投稿元:ブクログ

ヴォネガットのお弟子さん。
てゆうか、普通に有名人ですね。
ヴォネガット臭がほどよく香ってますが、個性的です。おっかしいだろ、それはぁ?! が 読み終わる頃には普通に受け入れられるようになる。うん、きっとテクニシャン。

2007/05/06 05:40

投稿元:ブクログ

ジョン・アーヴィングも実は好きなのかも。ダン・シモンズは技巧的な面で本当に小説がうまいと思うけれど、アーヴィングは小説そのものだと思う。どうしてあんなに小説が出てくるのかしら。ガープの世界の中でガープが書いたことになっている3編の小説が本当に読みたい。

2005/05/29 06:18

投稿元:ブクログ

アーヴィングが描くのは、おもしろおかしい世界。もちろんそこはいつも、偽善や欺瞞、悲しみや暴力が満ちあふれている。

2005/12/03 21:30

投稿元:ブクログ

05.11
村上春樹の『ねじまき鳥…』に、パスタをゆでている最中に電話がかかってくるシーンがあったが、あの場面は『ガープの世界』からきていた様子。ガープを先に読んでいれば、ねじまき鳥では誰からの電話かすぐにピンときただろう。ミュージシャンが自分の好きなアーティストの曲からリフを借りてくるように、作家も場面を借りることがあるんだな、という発見。

2005/10/08 07:16

投稿元:ブクログ

読み返したらなんか前とは違って過激な女性運動家だったガープの母の姿もガープの姿もよく見えるような気がした。比喩的にこの作品には「ニューヨークの離婚女性」という表現がよく出てくるけれど、私も「トーキョーの離婚女性」になって見えるものが増えたらしい。年は取るものかもしれない。こうなったら64まではいかにゃですね。誰かキスしてくれるかはわかりませんが(笑)

2005/10/15 11:23

投稿元:ブクログ

時は20世紀中ごろ〜後半、アメリカ人作家ガープの出生以前から死後まで、本人、家族、周囲の人にいろんなことが起こる話。なんにもないところにプロットを組み立ててどんどん奇妙な道具立てで肉付けしていったような、作中の言葉「この次に何が起こるのか知りたくて読む、それ以外に小説を読む理由なんてあるのか」にある意味忠実な。…ちなみにそのような楽しみ方をしたければ下巻の裏表紙の「あらすじ」は読まないほうが吉。ガープ出生の経緯をはじめ、どこかずれているエピソードと風変わりな人物たちだが、登場人物たちはごくごくまっとうな情熱をもって人生を渡っていく。一見ユーモラスな空気が作品を支配しているが、それぞれのエピソードは結構グロテスクで血生臭い。そのグロテスクさみたいなものが作中作「ペンショングリルパルツァー」(←すばらしい)や「ベンセンヘイバーの世界」では解き放たれている。【2005.10.15読了】