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ミクロの決死圏2 目的地は脳

  • 出版社:早川書房
  • サイズ:20cm/394p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-15-202065-2

ミクロの決死圏2 目的地は脳 (海外SFノヴェルズ)

アイザック・アシモフ (著), 浅倉 久志 (訳)

  • 全体の評価 42件のユーザーレビュー
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  • 税込価格:2,03958pt
  • 発行年月:1989.4
  • 発送可能日:購入できません

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ユーザーレビュー- 「ミクロの決死圏2 目的地は脳」

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2004/05/21 19:29

一応「2」なんですが…

投稿者:kokusuda(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

アシモフ老師は以前にも「ミクロの決死圏」を出版しています。
1966年の作品です。
映画のノベライズで映画も本もヒットしたんですが、
老師には不満だったようです。
映画脚本を忠実になぞっただけなので、書きたいことが書けず
プライドが傷付いたのではないでしょうか。
本作は老師が自分のアイデアを書きたいように書いた作品です。

退屈な学会の講演にうんざりしていた
アメリカの神経物理学者アルバート・モリスンは、
ソ連の科学者ナターリャ・ボラノーワから意外な申し出を受けた。
学会から異端視されているモリスンの画期的な脳波分析の方法を
証明するためにソ連に招待するという。
しかも驚きはそれだけではなかった。
ソ連で開発中の物体ミクロ化実験に参加して
脳のなかへ入れというのだ。
モリスンは実験への協力を断わるが…
巨匠アシモフの話題作
(文庫上巻カバー解説より)

物体ミクロ化実験への参加を拒否した神経物理学者モリスンは、
誘拐同然にソ連の極秘研究所へ連行されてしまった。
そこで見たのは想像を超えるミクロ化技術の実態だった。
さらにモリスンはいやおうなく、実験に参加させられ、
生きている人体の脳のなかへと旅立つことになったが…
アメリカ人科学者が体験する、
スリルとサスペンスに満ちた人体内部の冒険の旅を、
巨匠が該博な科学知識を駆使し、
構想も新たに描いた話題作
(文庫下巻カバー解説より)

前作は映画で有名なんですが、本作が根本的に違う所は
ミクロ化の原理と扱い方です。
前作(映画含む)では原理はほとんど説明されませんでした。
今回は量子的な物理定数を変化させてミクロ化する設定です。
主役も前作の「007」のようなスパイから、
アメリカ人の神経物理学者。
舞台もアメリカではなくソビエトの極秘研究所です。
脇役もソビエト人ばっかり…。

時代は核融合や宇宙太陽発電基地が実用化された頃。
東西の冷戦は開発競争に置き換わっています。
アメリカが反重力、中国が超光速飛行、ソビエトはミクロ化。
どれも現時点では見込みが無さそうな技術ばっか…(笑

会話が極端に多くて少し間延びしますが、
伏線の張り方やミクロ化の際の論理の展開はさすがに老師。
上手いものです。
第3章に名前だけ登場する人物が終盤に活躍しますし、
第5章での話題が最後のどんでん返しにつながっていきます。
(ネタバレかな?)
ミクロ化の際の問題点とそれを回避する論理(つじつま合わせ?)が
少しヤヤコシイのですが、高校生程度の知識があれば大丈夫!
と、思います。たぶん…(笑
難しい所はサクサク読み飛ばしてもOKです(笑
映画にするには少し地味かな?と思いますが、
SFの醍醐味は堪能できる作品です。

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2001/08/06 11:19

装いも新たに

投稿者:ねも(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 名作映画の設定をもとに、新たに執筆されたオリジナルストーリー。前作から30年以上もたっているだけあって、化学的薀蓄はさらに精密になっている。警句をやたら発する親父など、キャラクターも面白い。

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