電子書籍
期待の続編
2015/08/30 16:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くろねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
続編も電子書籍化されて嬉しいです。一度で全ての内容を習得できるわけではないので、i Phoneに入れて持ち歩いて読み返しています。
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言わずと知れたマークピータセン岩波新書三部作の第2冊目。全ての英語学習者にお勧め。黙って読んでみてくれぃ。
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痒いところを掻いてくれる孫の手のような本。的を射た視点、丁寧な説明、愉快な例文、簡潔な文章……完璧。並行して英語に触れたくなる。
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日本人の英語の続編。引用文が映画や歌などが多く見られるようになっていて、読みやすい。やや語彙が必要なものもあるけど、内容は面白いです。
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やっぱ日本語と英語の違いってやっぱ深いよねって思います。難しいけど、それをわかって使いこなしたいものです。
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「日本人の英語」の続編。
「オズの魔法使い」や「たんぽぽ」など映画や歌、俳句を題材として、日本語の英訳と英語の日本語訳が必ずしもイコールで繋がるわけではないということを指摘、解説しています。前作と同じくとてもわかりやすく、改めて気付かされることも多かったです。外国映画を外国語のまま理解するためには、その国の文化的背景を知らないと厳しいみたい。
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前作「日本人の英語」は、英語文法について日本人が潜在的に間違える誤りが主なテーマでした。それをアメリカ人である著者が、日本語で執筆されています。
その続編である本書は、そこからさらに深化して、異言語間に潜む根源的な違い、埋め尽くしようのない溝について書かれています。例をあげると、映画「オズの魔法使い」に出てくる「ここはカンザスじゃないみたいよ」の台詞。これを聞いたアメリカ人の観衆は拍手喝采するそうです。しかし、私たち日本人には何のことかさっぱり見当がつきません。そこには文化的・歴史的文脈が流れているからです。
それぞれの言葉の背景に深く流れる文化や歴史から生成される「意味合い」。それをいかにして異なる言語をもった人々に「伝える」かの困難さ、時としての無理難題さ、そして醍醐味。そのような事が、実に雄弁に、そして味わい深い筆致で綴られています。
本書で語られているその溝は、これからの時代も埋め尽くされることはないでしょう。文化的侵略とは民族の血や、風土、慣習を奪うこと他ならないのであって、それは間違いなく不可能なことだからです。そういった意味で、これからますます世界が小さくなり異文化交流が盛んになる昨今、本書はまったく色あせない普遍性をもった逸品でもあります。
異文化にたいして寛容になるというのは、埋め切れない溝を理解し、不条理さを抱えてはじめて生まれるものではないでしょうか。
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むかーし、読んだ時は衝撃の連続だった。英語というのは意味のわからん、ただの単語の羅列ではないのだと。冠詞は用例を暗記する以外に立ち向かう方法があるのだと。今は文法を少しずつ理解してきたからそんなことはない。西欧言語全般に言えることかもしれないけど、英語の似たような表現には原則違いがある、ということを改めて確認した。
I found him reading comics.
I found that he was reading comics.
この二つの文の違いを説明できますか?僕は曖昧なイメージが浮かぶぐらいまでは。そういうイメージを繰り返し描写することが言語学習の肝、のひとつぐらい、なんだろう。
あと最近考えていることが結構書いてあってうれしかった。そして例文を正確に解釈できるのは驚きでもあった。本を読むことは自己の限界を知る、なんて大げさなもんではない。自己の正当性、妥当性の確認、そんなとこだと思う。
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実用的な英語に近づきたい人が一番初めに読むべき定番良書です。実用英語の書籍にはTips集のようなものが多いですが,本書は著者の経験に基づいた英語表現の思想や背景を透き通った(?)文章で説明しています。本書を読んでおけば,そのほかの書籍に書いてある事項の理解を効果的に促すと思います。
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こういう本面白い
本屋さんになかったという理由で続編から読んだけれど普通に読めるしとても面白かった
つまりは英語は英語でしか、日本語は日本語でしか伝わらない、訳しちゃ何にもいいところが伝わらない表現ってたくさんあって、そういうのって素敵よねー
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2010年2月
英語の感覚について述べていて面白い。
日本人と英語の乖離をうめるヒントになる本。
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結局は母国語にひっぱられて外国語を使おうとしてしまうっていうことなんだろうな。母国語のフレームを外してしまえば案外外国語がすっと入ってくるというか。
定冠詞と不定冠詞、複数形の使い分け、使役動詞 make、let、have、get someone to の使い分け、日本語の「やさしい」を表す英語 gentle、kind、good、nice の使い分け などなど、エッセイとしておもしろかった。あとは、サリンジャーの作品を使った、欧米人 (あるいはキリスト教圏内で教育を受けた人々) は人間以外に存在する絶対的な Truth を信じている、というのがおもしろかったかな。日本人にはそういう前提がないから理解できないことがあるっていうか。これ日本語で書いているんだからすごいね。私にも外国語で同じことができるだろうか?
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日本人の英語の実例集(?)
映画の台詞等を引用して、ニュアンスを説明してあり、わかりやすい。
前作「日本人の英語」のような細かい文法等の説明よりも、より実践的な内容なので、文法の細かいニュアンスの違い、文化の違いによる言い回しの違いを知りたいなら、前作の方が向いていると思う。
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第1巻と併せて購入。これまた期待を裏切らない。続編にありがちな「ネタ切れ」感や「繰り返し」感もない。むしろ、更に深い英語の世界に触れられる。またしても「冠詞」の章では新たな学びの連続。感動するのは、前編の内容を前提とした発展内容で、著者が繰り返すのは徹底的に一貫した1つの主張であること。あれもこれも覚えなさい、例外はこれとこれとこれですよ、という英語の参考書とは完全に一線を画している。本書は、前編の文法内容が実際に、映画や書物でどのように使われているか、文化間の相違にどのような影響を及ぼしているか、にまで触れる。実例が多くて、とてもわかりやすい。格言「ペンは剣よりも強し」のtheの説明には、目から鱗どころか、度肝を抜かれた。
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「日本人の英語」の続編。こりらも英語学習者なら読んでおいたほうがいい。日本語と英語の感覚の違いを理解する助けになる。