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デューン砂丘の子供たち 改訂版 3(ハヤカワ文庫 SF)

  • 発行年月:1985
  • 出版社:早川書房
  • レーベル:ハヤカワ文庫 SF
  • サイズ:16cm/362p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-15-010329-3

文庫

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デューン砂丘の子供たち 改訂版 3 (ハヤカワ文庫 SF)

フランク・ハーバート (著), 矢野 徹 (訳)

紙書籍

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石森章太郎の挿絵で描かれたシリーズが終わりとなります

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2005/10/23 09:27

評価5 投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

長い長い物語に、決着がつきました。
きっと話そのものはそんなに難解なわけではないのでしょうが、その中にいくつもちりばめられ、埋め込まれている世界観というか、巻末の解説の言葉を借りるなら文明観とでも言うべきイメージ、言葉が、時に読み進む力をそちらへ向けさせてしまいます。それで、何度も同じところを読み直したり、後へ戻って確認したり、用語集を紐解いたりすることになり、余計に長い物語という印象を強くしているのかもしれません。
たぶんここまでの全編を通しての主人公であるポウルの「予言」の問題も、母親であるジェシカの口を借りて、
「わたしの息子は、本当に未来を見たわけではなかったのですよ。あの子は創造の過程と、いまでも人々がその中で眠りこんでいる神話とその過程との関係を見たのです」
と語られています。また同様にジェシカの口から、
「生命とは、それをとおして宇宙が自己を表現するひとつの仮面です。わたしたしは、全人類と、人類を支えているすべての生物が、ひとつの自然な共同体を作っており、全生命の運命が個人の運命に賭けられているのだと、仮定しています」
と、この「デューン」全体を貫いているであろう生命観も語られています。なるほどなあと、これまで何となく歯がゆく感じていたものが、はっきりしたという点でも、1つの決着と言えるかもしれません。
また、この『砂丘の子供たち』で描かれているのは、ポウルの遺児レトとガニマには違いありませんが、抱えている問題はやはりこの世界をどう引き受け、どう引き継いでいくのかということなのかもしれません。彼らのように明確な記憶(?)として過去を受け継いでいるわけではありませんが、私たちも先人の経験や記憶を文化という形で受け継いでいるわけで、それをさらに来るべき世代に引き継いでいくというのが人間の営みではないでしょうか。だとすれば、レトやガニマの問題は、また“忌まわしきもの”と化してしまったエイリアの問題は、私たちの問題でもあるのでしょう。
「デューン」の物語はここで一区切りとなります。私が持っているシリーズは、一番最初に刊行された時の石森章太郎のカバー絵、挿絵のものです。そういう意味でも、一区切りという感が強いのです。

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評価4 投稿元:ブクログ

2011/12/08 21:29

Dune全体として、☆4つ。
この最終巻が一番難しかった。読むのが大変だった。
映像化がもしあれば、おもしろいと思うけど、この哲学的な感じは生かすことができるのか?

エイリアとポールが可哀想。ジェシカに同情する。

評価4 投稿元:ブクログ

2013/03/27 19:32

レトとエイリアの直接対峙で物語は終局を迎える。
3冊通読して、改めて世界観の緻密さと人物描写の細やかさに感心した。一方で、もう少し物語に(映画のアクションシーンの様な)「動き」が多いとエンタメ度が上がって読みやすいのになあとも...。

評価4 投稿元:ブクログ

2012/09/30 23:44

壮大なデューン3部作とともにこの夏は終わったなぁ。暑かったなぁ。

砂漠の惑星も水が流れ緑に覆われる地区もできて、巨大な砂虫も数が少なくなってくるまでになった。そこまでの環境の変遷だけでなく、ポールの双子の兄妹のレトとガニマが命がけでめぐらした計画が描かれる。この後4000年にわたる人類の平和は訪れることになるのだろうか?

この後もシリーズは続いている・・・ちょっと休憩してから読もう。

評価4 投稿元:ブクログ

2015/01/12 20:51

デューンマニアには待ってましただが・・3   
表紙   7点石森 章太郎
展開   7点1976年著作
文章   7点
内容 700点
合計 724点

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