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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:1992/10/01
  • 出版社: 河出書房新社
  • レーベル: 河出文庫
  • サイズ:15cm/291p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-309-40350-6

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文庫

紙の本

千年の愉楽 (河出文庫)

著者 中上 健次 (著)

熊野の山々のせまる紀州南端の地を舞台に、高貴で不吉な血の宿命を分かつ若者たち――色事師、荒くれ、夜盗、ヤクザら――の生と死を、神話的世界を通し過去・現在・未来に自在に映し...

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千年の愉楽 (河出文庫)

税込 660 6pt

千年の愉楽

税込 660 6pt

千年の愉楽

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商品説明

熊野の山々のせまる紀州南端の地を舞台に、高貴で不吉な血の宿命を分かつ若者たち――色事師、荒くれ、夜盗、ヤクザら――の生と死を、神話的世界を通し過去・現在・未来に自在に映しだす新しい物語文学。【本の内容】

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みんなのレビュー46件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

心の在処

2012/08/16 19:04

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kc1027 - この投稿者のレビュー一覧を見る

生涯添い遂げたいという思いを、書物に抱くこともある。
決して失いたくないもののひとつが、中上健次氏の『千年の愉楽』だ。

今ここにはないものが、そこにはある。
巫女のような存在のオリュウノオバが語り謡う路地の世界には、倫理はなく、生者と死者の境は曖昧で、時間は直線的には流れず、常にすべてが『在る』。夭折を宿命づけられた「中本の一統」の主人公たちは、あるがままに生きて生きることに執着なく死んで消えてゆく。それでもボウフラのように命は路地に沸き立ち、欠けているものなどなにもないかのように声は消えない。そこは「何をやってもよい。そこにおまえがあるだけでよい」世界。生命が横溢し沸き立つような世界。かつてそれは日本と呼ばれていた。

これほどの完璧な近代の批判は稀で、これほど挑発的な進歩史観への挑戦もないだろう。中上健次氏が亡くなったのは1992年。バブルという醜い荒野のような世界の果てで氏は亡くなってしまった。それから20年たって、その20年はいまだ失われてしまったような漂流のただ中にある。心や魂を口にすることさえ憚られるような近代の果てにあって、千年の愉楽の世界は書物の向こうの異界でしかない。

だが中上氏がオリュウノオバに語らせた世界こそが、動物化し、何でも見える化されるポストモダン社会で、ワークライフバランスの果てに最後に辿り着くべき世界ではないだろうか。この世の異界がITと言う名の別次元の異界にどれだけ取り込まれていっても、わたしたちが人間という種である限り、避けがたく血にまみれ汗を流す。血と汗と同じ次元で、獣がいて草が在り土が在り水は在る。草木に響く心はまだあるか。失いたくないという心を、わたしは失いたくはない。

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紙の本

中上健次氏によって著された非差別部落を舞台とした代表作です!

2020/05/26 09:57

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、中上健次氏によって1980年から82年に発表された短篇連作集です。同書の内容は、和歌山県新宮市の「路地」と呼ばれる被差別部落を舞台に展開する物語です。「中本の一統」と称される高貴にして穢れた血に生まれて早死にを宿命づけられた若者たちの刹那的な生き様を「路地」に住まう全ての人の生き死にを記憶している産婆オリュウノオバの目を通して、マジック・リアリズムの幻想的なタッチで神話的に描かれた作品となっています。2013年には映画化もされ、多くの人々に知れることになった中上健次氏の代表作です。

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紙の本

縦横無尽

2015/08/25 17:44

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しろくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

こういう小説の可能性も存在するのかと深く感動しました。
不思議な文体がつぐむのは、広くて深くて濃い物語。
こんなに力強い物語にはそうそう簡単には出会えません。
何度も読み返したくなる作品。

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紙の本

日本のマルケス

2014/08/02 22:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アトレーユ - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本人ならこいつだ!!と久々に思えた傑作。
この濃さがたまらなくよい。
『カラマーゾフ~』一族の濃さも最高lvだが負けてない。
路地という閉鎖空間ももちろんこの濃度をあげているが。
人物は粗野なのに文体は精選、
内容は血なまぐさいのに視点は常に冷徹。
この対比が、切り詰めた空気を作っている。
部落地区の話ではあるのだが
(外界との交わりから)相対的に差別が描かれる、のではないので、被差別がテーマではない。
外界との比較なしでここまで濃い地縁を描いているのがまたすごい。

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紙の本

若松孝二監督映画化原作

2017/06/13 06:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

美しくも呪われてる中本の血が感じられて良かった。オリョウノオバの目から、今の時代の差別につながるものも伝わってくる。

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2006/05/28 13:06

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2009/07/24 08:57

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2009/11/01 22:30

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2011/01/02 23:26

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2011/11/24 04:00

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2012/05/20 13:18

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2012/07/01 19:10

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2012/08/31 23:58

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2012/11/20 18:47

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2012/12/25 00:34

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