墓地を見おろす家 (角川ホラー文庫)
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- 税込価格:580円(16pt)
- 発行年月:1993.12
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ユーザーレビュー- 「墓地を見おろす家」
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2004/07/25 02:24
日常に潜む恐怖
投稿者:luke(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
…どうも、ホラーっていうのは怖くてね。(^_^;) ミステリーではどんなに怖くても最後には論理的な説明が付いてどこかホッと出来るのだけど、読み終えても正体不明の出来事に何の解明も出来ず解決すら出来ない怖さも持っているホラーですからねぇ。
新築マンションに4歳の娘を持つ夫婦が引っ越してきます。格安の筈で隣が墓地、反対方向に火葬場と誰でも怖じ気づきそうなマンション。14世帯入居出来るのにまだ半分も埋まっていないマンション。それどころか、一世帯、一世帯と減っていくマンション。そんなマンションの8階に移り住んだ家族に恐怖が少しずつ広がり始めるのでした。
小池真理子のミステリーにも出てくる日常と非日常の交差。日常に忍び寄る非日常はいつでもコワイのです。暗闇の夜よりも明るい日中のコワさってまた別物ですね。誰も居ないマンションって誰も居ない学校の怖さがあるようです。むしろ墓地なんかいらなかったかも知れません。精々、大昔の墓地の後とか、刑場のあととか、そんなもので良いわけで、ごく当たり前の日常のほうが怖かったような気もします。さて、恐がりなのに恐がり好きなボクとしては、例のごとくたっぷり怖がりまして作者の思惑通り、夜中のトイレは行かれませんでした。(^_^;)
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2002/07/12 13:32
身近な舞台を題材にしたホラー
投稿者:scarecrow(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名からもわかる通り家、と言うかマンションを舞台にしたホラー小説。
新築・格安・都心に位置するというこ洒落たマンションに移り住むことになった主人公家族。
当然の如く上手い話には裏があり、なんとマンションのすぐ近くには墓地が…。
移り住んですぐに飼っていた小鳥が死に、物置のある地下室では妻、美紗緒が
何か嫌な感じがすると訴えるものの、しばらくは平穏な生活を続けていた鉄平家族。
ところが次第に周りで不吉な出来事が起き始め、ついには一家にも…。
作者は本書が初のホラー小説だということだが、ホラー
小説作家としても十分な手腕を持っていると思わせる作品。
作品内の恐怖を駆り立てるための手法はすべて使い古されたものだが、
それがむしろ現代の近代的な生活な中にあっても怖いものは怖いと気づかせてくれる。
気づいたときには抜け出せなくなっている恐ろしさ…是非お試しあれ。
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2002/01/24 22:58
正統派ホラー小説。
投稿者:凛珠(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
新築・格安・都心に位置するという、絶好の条件のマンションに住むことになった哲平一家。しかし、そのマンションの周囲は、広大な墓地によって取り巻かれていた……。
小池真理子といえば、サスペンスや恋愛小説で有名な作家だが、本書のような正統派ホラー小説も書いている。
恐怖は静かに息を潜めながらも、着実に接近し、いつしかその全貌を現す……。ミステリーの味わいもある、本格ホラー小説である。
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2002/05/23 13:44
それって、ホラー…
投稿者:クラリス(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
小池真理子さんがホラー?を書いている、とお思いの方は、一度呼んでみて下さい。結構怖いです。
ただ、途中から、怖さがだんだんと薄れてきてしまった印象があるのは、私だけか。
やはり、ホラーにも、その原因が何なのかはっきりして欲しい。
怖い現象も、正体不明の怖いもののオンパレードのような気がして、結局最後は、作者の都合により、こんな風に怖い現象が起こりますという感じがします。
テレビの2時間ドラマなどで映像にすると、怖いのかも知れませんが、文字では文字なりの怖さの表現があるような気がします。
ホラー映画の脚本を読んでいるようで…ちょっと残念。







